今年のバイブズミーティングで販売するヘルメットに、もうひとつアレンジを加える

これは自分のヘルメットだが、ガチのアルミ製という素材を活かし、ちょっとしたペイントを描き加える事にした

自分のヘルメットは車の塗装を直す為の補修ペンを使って描いているのだが、これが非常に難しい。補修ペンといっても先端は筆だし、丸みのあるヘルメットでしかもボコボコした表面に描くのがとにかく困難、間違えても剝離剤じゃなければ落とせないと三重苦で、終わる度に『二度とやりたくない…』と思ってきた

そこで探してきたのが『デザインマーカー』という金属にも描けるペンで、これは先端が筆ではなくペンになっているので、描きやすいのでは?と思ったのだ

まずは下書きで文字をラフに描く。丸いヘルメットに平行水平に文字を書いて納めるって、実はかなり難しい。この時点ではまだ消しゴムで消せる

下書きに対して文字を入れていく。塗料のノリは悪くない、ダマにならずに均等に塗れるから乾くのも早く、筆よりも全然描きやすい

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おおまかな部分から細かい角などを入れる。ハミ出した箇所や、細く再現したい部分はカッターの背の部分を使い、ヘルメットを傷つけないように塗料だけを削って修正していく。これが超・精密でかなり時間がかかった(汗)

全部描き終わった頃にはヘトヘトだ(汗)

『GOD BLESS』は『神の御加護を』の意味で、バイクに乗る人の無事をかけてある

去年も販売したこのヘルメットは、アメリカのガチの建築用のドカヘルで、アメリカのオークションで1つずつ落札し、当然州ごとに異なる結構な配送料を払って輸入し、ヴィンテージなのでヨゴレを溶剤と細かいヤスリで1個ずつ落として綺麗にして、神戸にあるヘルメットのリペアをやってくれるお店に送って裏面を全て張り直し(なんとコルク張り!)、リベットの打ち直しでアゴひもから内装まで新調したものを、オレが更にワンポイント描き加えた(汗)

とんでもなく手間のかかった究極の1点モノのヴィンテージである(汗)

オレの塗装が気に入らなければ剝離剤で落としてもらって、ピンストライパーに気に入った言葉を描いてもらってもいいだろうし、ステッカーをペタペタ貼ってもいいかも知れない

数量も超・限定なので早い者勝ち、そしてやっぱり『もう二度とやりたくない』と思うのだった(汗)

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