ヨメさんの両親が横浜から大型客船でクルージングに行った時に、ヨメさんから「9月とはいえ、設備の整った大型客船なら逆に冷房が効き過ぎたりして、お義父さんはともかくお義母さんは寒かったりするんじゃないだろうか?」と相談を受けていた

船の写真を残してなかったオレにヨメさんが撮っていた写真をくれたのだが、とてつもなくデカイ船で、1週間かけて北海道からロシアの方まで廻って戻って来るという。これだけ大きな客船なら、涼しいどころか寒いのではないか?とヨメさんが心配するのも一理ある

上着は持っていかないのか?と聞くと、荷物になるから長袖は持っていかないらしい。ヨメさんが見送りに行く時に「カーディガンでも持っていこうか?」と聞いてみたが、それもやっぱり荷物になるからと断わられたと言う

その話しを聞いたオレの考えとしては、着替えのチョイスによっては合わないコーディネートにもなるカーディガンよりは、薄手でもストール的なモノを持たせれば、羽織る事もできるし腰に巻いてもよくて、タオル1枚増えるのと大して変わらないんじゃないか?という案で、横浜まで見送りに行く時に勝手に持っていって、嫌がれば持って帰ってくればいいし、持っていくなら今度オレたちが実家に帰った時まで置いておいてくれればいいのでは?というものだった

そんなわけでヨメさんが持っている中で、比較的落ち着いた色合いのストールを選び、横浜に見送りに行った時に渡して帰ってきていた

結果としてはストールが大正解だったらしく、案の定食事の時から船内で催されるイベントなど随所で活躍し、大助かりだったらしい

ヨメさんの携帯からでも船の位置がGPSで見られるらしく、要所要所でヨメさんが位置を調べては「今はココにいる」と騒いでいたが、場所が北海道やロシアなら、確かに場所によっては涼しいどころか寒く感じる場所もあったのかも知れない

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両親が無事に帰ってきてから数週間後、お米なんかの食料と一緒にヨメさんのストールが入っていて、そのストールにはヨメさんへのお土産として財布が入っていた

ガレージで仕事をしていると、ヨメさんが大喜びで報告にきたから何かと思ったが、ヨメさんも予想していなかった思わぬサプライズだったようだ

そしてオレへのお土産として…

乾きモノが1袋だけ入っていた(汗)

なかなかの格差である(笑)

しかもヨメさんが荷物を開けた時に「なんだこの得体の知れない乾きモノは!」と騒いでいたのを聞いていたので、それがオレ宛のお土産だったとなると尚更フクザツな心境だ

手柄を全部取られたわけじゃないが、「オ、オレは別にいいよ」と言うしかなかった

『漢はつらいよ』である

*念の為ですがネタだと思って下さい(笑)ご存知の通り『好みが特殊なオレ』には、合うモノなど見つける事自体が困難で、欲しければ知り合いのツテででもゼロから造っちゃうオレにとって、普段からヨメさんも何をプレゼントしていいか解らないらしく、オレも口癖のように毎回「いらない」と断わっている(そういえば誕生日プレゼントも今年はもらわなかったな:笑)。多分両親も「(アイツのお土産は何がいいのだ? ? ?)」と悩まれたのでは?と思えるようなチョイスで、絶妙なネタだったのでブログに載せてみました。一応誤解のないように…(笑)

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