日本には今約40万人のニートがいて、社会問題になっているらしい

オレ自身がニートのようなものなのだが、実感としては『ニート』=『引きこもり』は結びつかないと思う

40万人が引きこもっていれば確かに問題ありそうだが、オレが在宅で仕事をしているように、世の中はそういう仕事が溢れているし、そこで仕事を探す人が多いから雇う側も買い叩いても困らないのだ

オレは社会に馴染めなかったからニートのような生活をしているわけじゃないし、オレと同じように社会に馴染めても自宅を拠点にして働き、生活をしている人はかなり多い気がする

ライティングの仕事をしていた依頼主は、オレ以外のライターを10人ぐらい抱えていたし、文章をチェックする添削者という人間も5人ぐらい契約していた。YouTubeの漫画の依頼主もオレ以外の漫画家もいれば複数の脚本家も抱えていて、完成した漫画に合わせて男性・女性の声優がそれぞれ音声と声を加えているのだから、それだけ需要があるという事だし、彼らはそれだけの人を動かす会社を自宅で経営しているわけで、社会に馴染めず引きこもっているニートとは言えないと思う

日本は高齢化が進み、平均寿命も伸び続けている。年金の受給を先にして「もっと働きましょう」と国が推奨するが、圧倒的に仕事はなくなるはずで、現実社会でリストラに遭った人が溢れてSNS上に流れてきても、割の合う仕事を見つける事は困難に思う

IT化やAIの普及で仕事がなくなる果てはどうなるか?で、今有力に考えられているのが『ベーシックインカム』という制度で、国が一定の金額を国民に支給する制度であり、ヨーロッパでは既にいくつかの国がテストをしている。

いやいや、国の財源はどうなるのよ?になるわけだが、国はAIを導入した企業から『ロボット税』的な別の税金を徴収し、人件費を抑えて労働者を減らし、何倍も利益を出すロボットの分を税金として別に企業から集め、それを国民それぞれに支給するというシステムでお金を回す

ただいくつか問題があり、自国よりも海外の方がロボット税が安ければ企業が海外に拠点を移し、結果自国が衰退しかねなかったりするわけで、導入には国同士が足並みを揃えて同時に始める事が必要だったりするらしいが、ヨーロッパではMicrosoftのビルゲイツまで加わって導入に向けた議論が進められていると言うから、きっと最も有力なのだと思う

だから『最低限生活できる金額は国から支給しますよ』になり『それ以上遊びたいなら働きなさい』になるのだろうし、そこで注目されているのが『ワーキングシェア』だ

これは1週間分の1つの業務を3人で交代で働くシステムで、簡単に言えば週に2日だけ働けばいいが、給料も2日分である。AIとしてロボットが普及すれば、それを管理する人間以外はいらなくなると言うから、交代制でこういう仕事は確かに残るのかも知れないし、アメリカの偉い学者があと数年でサラリーマンは消滅すると言っている話も、オレは確かにそうだろうなと思っている

(つづく)