ソロキャンプをもっと充実させようと小さいテントを新しく探している。従来使っている小川キャンパルはヨメさんと行く時に使い、それとは別に1人で行くとき用の物で、頻度としてはそこまで多くなさそうなのでハイスペックで高額なタイプではなく、安くてそこそこの性能があればいい

今のテントが大人3人用で、中にはコットを2つ並べられる広さがあるが、もっと小さくて軽量、組み立てがシンプルで設置が早い事が希望だ

テントを探すなんて何十年ぶりだろうかというぐらい久々で、今はネットでもすごい種類が出ている事に驚き、疲れるまで悩んだ(笑)

まず厄介なのはクチコミで、リアルに参考になる分とても悩ませる

「買って広げてから気がつきましたが入り口が一つしかないので換気が悪く、とても夏場は暑くて眠れません」なんてのもあれば「ポールがいきなり折れました」(オイオイ、マジか?)なんてのもあり、「安いので期待してなかったとはいえ、ちょっとの雨でもすぐ浸水してきて寝袋までビショビショになりました。やはり防水は大事です」なんてクチコミを見るとゾッとしてしまう。ネットでは新品でも何千円代から買える安いテントがたくさんあって驚いたし、あくまでソロキャンプ用なのでそれぐらいで充分なものの『安かろう悪かろう』がはびこる危険地帯でもある

こうなるといっそ、多少予算オーバーしてもファミリー向けのそこそこ有名なメーカーの方が素材や作りはしっかりしてて、下手なのは出さないかも…と思ったのだがそうでもなくて、「やっぱ◯◯だから仕方ないか」なんて辛口コメントも多い(汗)

一番最初に考えたのはシェルターテントという縦長のテントで、¥5,000ほどで手に入るテントは、ポップアップ式でポールがなく骨組みはワイヤー式なので広げるだけで設置できる

縦でも横でも使えるのも特徴で、通常泊まる時には横にして中で寝て、縦にすると災害時の仮説トイレの個室としても使えるらしい

仮説トイレは極端だが、縦の状態なら試着室としても使えるわけで、イベントで出店するオレたちにはアリな気もする。ソロの時には横にして寝て、イベントの時には小川キャンパルのテントで寝ながら、コイツは試着室として縦で使えばいい。そう思ったのだがあまりにチョロイ造りで、ヨメさんに申請すると「もっとしっかりしたテントを買え」と却下された(笑)

シェルターテントはダメだが設置が楽なポップアップ式は便利、ただし収納サイズが平たく丸い為に畳んだ状態がとにかく大きく重たい(汗)。バイクに積んだ状態で車の間を抜けて走ったりする事も考えると、幅を70cm以内で抑えたい所なのだが余裕で超えてしまう物が多かった

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次に便利そうだと注目したのがポールと一体式になっているワンタッチ式のテントで、傘のように広げるだけの構造なのでポップアップ式と同様に設置が早い。しかしこれも70cm以内となるとグッと種類が減り、造りも決して良いとは言えないようなチープだったというクチコミが多かった。テントとはいえこのタイプは子供の運動会や海水浴の日除け程度の感覚で使う方が多いのか、軽量とは言えない、重い物ばかりなのも特徴だった

実は昔から使っている小川キャンパルのテントは、高額で造りもしっかりしているので大きい割にはそもそも軽量で、「(どうせ買うなら今より軽い物を…)」なんて思っても、そもそも軽めに造られているので大して変わらない。それじゃ意味ないじゃんとなるわけで、そこを追究すると登山用になってしまう

そこはリアルな登山用なのでガチのテントは自分のテントの1/4程度の重さしかない超・軽量のテントとかもあるのだが、その分値段もハネ上がり「(さすがにそこまでは…)」になってしまう(汗)

軽量化のしくみは『シングルウォール』か『ダブルウォール』かでも大きく変わり、要はフライシートとしてテントの上からもう1枚覆うのがダブルウォール、テントのみになるのがシングルウォールと分かれるのだが、軽いのはテントのみのシングルウォールになる

しかし1枚だと雨にも弱ければ中で結露してしまうわけで、先に説明したポップアップ式もワンタッチ式もシングルウォールが多い。それならシングルウォールほど軽さは求めないのでダブルウォールでそこそこ軽い物をとなるのだが、2層構造のダブルウォールの中でも軽量なのは、テント本体側はメッシュ素材でスケスケの物になる

フライシートをかけてしまえば見えないのだろうが、テントが蚊帳のように全面メッシュなら、今度は防寒が心配になるわけで、こうなると『フルスクリーン』と呼ばれる、メッシュ部分は通風口の一部程度がせいぜいで、基本はテントも覆われているタイプがベストという事になる

また、『自立式』も重要で、ドーム型でポールを通して張るタイプなら場所を選ばないが、ペグで固定してポールを張るタイプもあり、地面が土=山でキャンプするとは限らないオレは、ペグが立たない場所でテントを張る事も多い為に不向きになる

まとめると『ダブルウォール』で『フルスクリーン』で『収納サイズが70cm以内』の重さが『2kgぐらい(今のテントの約半分)』の『自立式タイプ』になり、それに『安い』が加わる

「そんなテント無ぇよ!!」という声が聞こえてきそうだが、その目標に近いテントを探しに探し、見つけましたよ遂に(ホントに疲れた:汗)

先述した条件を全てクリアして「値段の割にはとにかく丈夫」「すごいコスパです」なんて良いクチコミばかり。値段も¥6,000と条件をクリアしている割にはかなりお安い

やっと決断して「コレにします」とヨメさんに注文をお願いすると(オレはよく解らないのでネットで買い物はしない)、ポイントがずっと溜まってたらしく結局¥1,600で買えたらしい

「¥1,600円のテントって…おいおい大丈夫かよ:汗」と逆に心配になったが、そこまで安ければ例え残念なテントが届いても諦めがつくかも知れない(笑)

もうすぐ届くので改めて紹介したいと思います(あ〜疲れた:汗)

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