一緒に走ったナオキのチームが『しっかりしているようで抜けている』だから『面白い』これは、漫画を描くオレの視点からだからなのかも知れないが、本人たちが狙ってるわけではなく真剣だからこそ、起きたドラマが面白いのであって、オレを取り巻く仲間たちとも似ていると思った(マンガに登場する通り、オレの仲間はもっと汚ないしエロいしセコイしで、ヒドイのかも知れないが:汗)

会場に到着して早々に酒盛りを始めた食材の中に、刺身が入っていて驚いた話しをしたが「(何故このシュチェーションでナマ魚を!?)」と思わずにはいられなかったし、そもそも目の前は新鮮な海の幸を堪能する『海』ではなく、『湖』だ(笑)

オレにはそこで既に「違うだろ!」と突っ込みたいぐらいでもあるのだが、ただ、そのウラには、ナオキたちがテント泊を繰り返し、その日に走れる所まで走って知らない土地で食材を買える場所を探し、自炊して九州まで行って帰ってきているという経験値がある。土地勘の無い知らない土地を、しかも複数で走るという事が相当ヘビーだという事は四国一周とかをするオレにはよくわかるし、チームとしてよほど仲良く・まとまっていなければ楽しくないだろうと思う。『しっかりしているけど抜けている』し、だから『面白い』のだ(笑)

オレが一度仮眠を取ってから外に出ると、オレたちのテントだけが真っ暗で荒れに荒れていた

真っ暗の中に置き忘れられた携帯の着信ランプだけがチカチカと点滅していたが、それはギンちゃんの携帯だという事が後でわかった(笑)

ただ、ナオキは酔っ払ってマツと言い争いを始めるし、サクちゃんは翌日、携帯と財布を失くした。財布はマモルさんのお店で見つかったが、携帯は散々探した果てに実は拾われて受付に届けられていた事がわかった

ドウゾノさんは帽子とサングラスを失くしたと言っていて、裸眼のまま高速を走るのが嫌で、「どこかでサングラスだけでも買いたい」と訴えていた(汗)どの話しもまだ若い、20代とかなら解る失敗なのだが、「(たった一泊二日で…)」と思うし、「(オイオイ、大丈夫か!?)」と突っ込まずにはいられない(笑)そんな中、唯一タケルくんだけはしっかりした良識人で、この4人がそれぞれちゃんと『色』を持っていながらまとまっている、良いチームなのである(笑)

きっと彼らもまた『ワイルドマン(社会不適合者)』で(本人たちは否定しそうだが)、何歳になってもみんなで馬鹿をやるのが好きな、そんな連中たちなのだ

そしてナオキのチーム以外のみんなもまた、かなりの『ワイルドマン(社会不適合者)』だったので、それも紹介しておこうと思う(笑)

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ギンちゃんは、とても同じ歳とは思えないフケ顔で、気の良い男だ

すごく気が利く優しいヤツなのに、シーカが来ると下ネタしか話さない(汗)

『パンチパーマ』×『ゴリラ』×『マッチョ』×『演歌』÷4=のようなイデタチで、ツインカムをイジり倒したチョッパーに乗っている

「もう1台買えるぐらいの金額がかかってる」というチョッパーには、荷台が無く、綺麗に塗装された英車風のリブが入ったリアフェンダーには何も載せない事がポリシーで、荷台となるキャリアも、左右のサドルバッグもない

オレたちが到着した直後、ギンちゃんを見かけなかったのでマツに聞いてみると、バイクで近くのコンビニにビールを買いに行ったと言う

戻ってきたギンちゃんはリュックを背負って「重い…」とヘバッているのだが、大きなリュックから出てくる缶ビールの数がとんでもない量で驚いた(汗)

かなり大きいリュックがパンパンになるまで缶ビールを入れて「(行けるだろ)」と判断したギンちゃんの心意気と、「バイクに積みたくないから背負う」という、何歳になっても『チカラ技』で解決しようとする発想が、オレにとってはドハマりで、とにかく面白くて好感が持てた(笑)

オレの仲間で言うならロッキーで、UTCの時に軍用の大きなリュックをショベルの左側にドカッとぶら下げてきた年があった

リュックはバイクの車体を左に傾かせると地面と擦ってしまうので「サドルバッグと違ってリュックなんだから、そりゃ長いし擦っちゃうよ」と注意しても「オレは今日は左折はしない」と無茶を言い出し、左にバイクの車体が傾く度に、左腕でリュックを持ち上げながら走っていた(汗)

ロッキーは反対に『背負いたくない』のだが、オレたちはそれはそれで「(なぜそこまで…)」と思ったものである(笑)

このFLHの左(シートの下)にリュックを下げるのだから、そりゃ擦るわな(汗)

『力で解決党』のギンちゃんも同じで、そこまで重くて辛い思いをしても、バイクの外観を損なう理由で荷台もサドルバッグも無い

じゃあ、キャンプの道具はどうするんだ?になるわけだが、リュックに入れて背負い、リュックに収まりきらない荷物は全てフロントに縛る(汗)

バイクに乗っている人なら解ると思うが、フロントに荷物を縛るとハンドルが重くなり、操作しずらくなるわけで、軽いアルミマット程度ならまだ理解できるのだが、こんなに長いカバンを見たコトがないぐらいの長いカバンに、「ウソだろ?!」と思うぐらい、テントから椅子、バーベキューコンロやストーブなんかを入れてハンドルに縛るのである

フロントはしかも華奢なスプリンガーフォークで、見ていて「(オイオイ危ないって!!)」と突っ込まずにはいられないイデタチなのだが、とにかくゴツイ、ギンちゃんだからできるワザだし「(何故そこまでして積みたくないのだ…そもそも外観を損なうって、前に積むなら後ろに積んだって同じじゃん……)」と思わずにはいられなかった(笑)

そんなギンちゃんとの出会いも同じ歳だけの『48キャンプ』だが、オレと同じく数少ないバイクで参加していた1人でもあり、帰りにみんなと別れた途中、300〜400m離れた入り口でポツンと1人で待っていて、握手をしてきてくれた

バイクでも結構ヒヤヒヤしたぐらいの急勾配の下り坂なので、ギンちゃんは結構な距離の坂道を、歩いて登る事になるのに

そんなギンちゃんの姿をオレは忘れないし、シーカがいる時は下ネタしか話さないのだが、ホントは優しい、イイ奴なのである(笑)

つづく*****

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