沼津で仲良くなった知り合いの地元の人の多くは、魚料理にそんなに執着がない

「そんなに美味いッスか?」なんて逆に言われたりもするし、ホリさんなんかには「ガキの頃さんざん食わされて骨ばっかり固くなったよ」なんてウンザリ気味に言われたりもする(笑)

実際沼津には大きい焼き肉屋も多くて、夜なんかは家族連れで大繁盛しているし、オレには理解できないぐらい、もったいないと思ってしまう(笑)

そんな中で珍しい(?)魚好きな『のぎ』の大将は、自分で調理して客に出しながら、プライベートでも好んで食べていると言う

そんな大将が「ココは美味い」と教えてくれた干物屋は、沼津に数多くある干物屋でも小さいお店で、言われなければ絶対行かないようなお店でもあった

二日目の朝に沼津港に行った時にも『せきの』というお店に行ったが、沼津港自体は観光地として栄えており、いわゆる観光客向けの大きな海鮮料理のお店が多い

そんな所で『せきの』は決して大きいお店とは言えないが、地元の人に教えてもらっただけに穴場の店で、やはり間違いなく美味しくて、沼津港に行く時はこの『せきの』か、同じく地元の人に教えてもらった隣りにある『むすびや』に行っている

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話しがそれてしまったが、地元の人が教えてくれる貴重な情報に救われる事は多いのだ

そして今回『のぎ』で食べた干物が美味しくて、その大将が薦める干物屋で干物を買って帰った

大きくて立派なアジの干物を買って、やっぱり見た目からして違うなと思った

沼津のホテルの朝食とかで出てくるアジの干物は小さくて、それに比べると1.5倍は大きい

こりゃ楽しみだと早速ヨメさんに焼いてもらったのだが、出来上がりを見て驚いた

焼き上がると、小さいのである(笑)

「なんで? コレ、もっと大きかったよな?」と何度もヨメと顔を見合わせ、信じられなかったが、決してホテルの朝食がケチッていたのではなく、干物自体そういうモノで、焼いたら小さくなってしまうらしい(笑)

これは知らなかったと勉強になったが、『のぎ』の大将が教えてくれただけに、小さくなっても肉厚で厚みのあるアジの干物は、中の身はフワフワでもあり格別だった

最後に、帰りの高速を走っている最中、渋滞もないので追い越し車線をカッ飛ばしていた

追い越し車線でトロトロ走るような運転はしないが、もっと急いでいる車が来たりもするので、あおり運転じゃないけどオレは後ろにも注意しながら走っているし、車が来たら一度外れて譲るようにしている

この日はガラガラだったのでそういう車はあまり見なかったのだが、赤色灯を回したパトカーが後ろに見えた

追い越し車線を走り続けていても違反になってしまうので、隣りの車線に移り道を譲ったのだが、パトカーが並走してきてマイクで「100キロの道路ですよ!気をつけて下さい!!」と怒られた

追い越して行ったパトカーは『取締中』の電光掲示板が点滅していたので、オレがあと数秒気がつくのが遅かったら計測されて、スピード違反で捕まっていた事になる(汗)

ものすごく運が良くてラッキーだったし、立ち寄った海老名SAでヨメさんと「あぶね〜っ」と胸をなで下ろした

楽しい旅の最後が後味の悪い結果になりかねなかったわけで、やはり周りに注意を配る事は大切なのだと思うのだった(笑)

おわり*****

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