ワイルドマン・ツーリング 〜7〜
ガソリンスタンドで原付バイク用のバッテリーが売ってないかを聞いてみたがやはり置いてなかった
かわりに更に先に進んだ場所に別のバイク屋がある事を教えてもらえたので、そのままバイク屋まで歩く
シャッターは閉まっているが看板に電話番号が書かれていたので電話してみると、店員は出てくれたがバッテリーの在庫は無いという事で、空振りでロナウドの元へ戻った

集合場所の海老名SAに向かっているダニエルとは依然連絡が取れないままだが、もうすぐ10時になるので信号2つ先のバイク屋が開く
ダニエルにLINEを送り、バイク屋に向かう為に広げた荷物をもう一度積み直した
バイク屋へ到着して事情を説明する
こういう時はまず間違いなく「ハーレーは解らない」と拒絶されてしまうのだが、原付バイクのバッテリーさえ売ってくれればいいので「原付のバッテリーをください」しか言わない
どうせオレたちのバイクなんて、ハーレーのディーラーすら解らないし直せないのだ

30分の急速充電で使えるようになるという原付バイク用のバッテリーを売ってもらい、充電している間に旧いバッテリーを外そうという事になった
レギュレターはどうしよう? 交換するか?
バッテリーを交換した結果次第だが、今待っている時間ももったいない、最悪交換ができるように予備を出しておくかという話になり、そこでまたもう一度オレの荷物を全部開けなければならなくなった(汗)
「(さっき戻さなければよかった…)」そんな後悔をしながらもう一度荷物を降ろして広げていると、ダニエルから「今から高速に乗る」というLINEがきた!
オレたちの居る場所の方がはるかに遠いのに、オレたちはまだ高速すら乗っていない(汗)
高速に乗れても渋滞している事は確実だし、まだロナウドのバイクを直している今の状況で、ダニエル1人を海老名SAに相当待たせる事になってしまう
ここは高速には入らず、どこかで待機させたかった
が、また走り出したからか連絡がつかない状態に入り、イラッとする(怒)
「ホントに使えねぇヤツだ!」ロナウドに毒づいて充電が終わったバッテリーを交換した

交換したバッテリーで電圧を測り直してみるとバッチリの数字が出た
エンジンを動かしてアクセルを開けても14.5Vから14.7V、電話でも確認したとおりのドンピシャの数字である
こうなるとレギュレターも正常に機能している事になるので、予備のレギュレターに交換する必要はないのかも知れない
しかし、交換前に20Aまで振り切ったという事は、レギュレターは機能してないのではないのだろうか?
バッテリーは復活したものの不安が残り、この場でレギュレターも交換して行くかをロナウドと議論しているとダニエルからLINEの返信がきた

こっちの切迫した空気を全く読まないスタンプにイラッとしながら慌てて電話してみると、もう海老名SAに到着したらしい
「ホントにどいつもコイツも……」まるで言う事を聞かない大型犬2匹を散歩に連れて行こうとしてるかのような、ニッチもサッチもいかない状況に苛立ちを抑えきれなかった
*****つづく


