ロナウドがコッチに向かっているので、オレもガレージからバイクを出して外で待つ事にした

心配していた雨もやっと上がり、これならカッパは着なくても大丈夫そうである

コンテナは止めて今回はバッグのみ

それでもキャンプだからこの荷物の量で、実は工具と予備パーツを積んで行くか最後まで迷った

実際用意はしていても使う機会はほとんど無いわけで、しかも今回は同じショベルに乗るロナウドが用意してくるはずなのだ

ロナウドとはオレの家で集合し、多分解散する時もオレの家の前になるなら、最悪借りればいい

何よりバーベキューコンロやクーラー、テーブルなど他の2人より共有する荷物が多いオレには、工具も予備パーツも余計な荷物でもあり、逆にソッチを共有させて欲しいぐらいだった

置いていく事も考えたが結局いつもどおり用意し、重たい工具はテントと同様、バッグの一番下に入れた

取り出すのは不便だが、たぶん使う機会はないだろう

それでも持っていこうとするのは、過去の体験からくる悲しい習慣みたいなものだ

バッグとキャリアの間にはグレーのビニールシートを挟み、端をグルグル巻きにした状態で荷物と結束する

この状態にしておけば最悪急な雨が来ても、赤いバンジーコードを解くだけでグレーのビニールシートを広げる事ができ、全ての荷物を覆い隠す事がワンタッチでできる

グレーのビニールシートの上から赤いバンジーコードだけを縛り直せば、走行中でもグレーのビニールシートは飛ばないし、バッグの左右のポケットにはバタつきを防止させる為のクランプを用意していた

もちろんグレーのビニールシートもクランプも、キャンプ場に着いたらキャンプの道具としても活かす

車ほど荷物を積めない、バイクのキャンプツーリングの醍醐味でもあって、要は工夫次第なのだ

ロナウドも到着し、集合時間を遅らせた分だけコイツも準備万端のようである

フロントフェンダーがないロナウドは、折りたたみ式の簡易フェンダーを使う

昔はオレも同じのを使っていたが、これが無いと雨が止んでいても濡れた道路の雨水が巻き上げられ、正面から雨水を受ける事になる

ロナウドなりの最強レベルの防寒でダウンまで着込み、寒さ対策もバッチリで文字どおり準備は整った

とにかくダニエルが海老名SAに向かっている

大型10連休の初日、絶対渋滞しているだろうし急がねばならない

雨も止んでテンションも上がりはじめ「さぁ、行こうゼ!」とロナウドに声をかけると意外な言葉が返ってきた

「ETCが反応しないんだよなぁ…」

*****つづく