なんとか無事48キャンプ会場に着いた
会場というか、40人ぐらいは泊まれる巨大バンガローを借り切ってやるシステムで、バンガローの中には巨大な囲炉裏があれば、ガスヒーターまで貸してくれる
みんな48年生まれの同じ歳という事なので、どういう環境なのだろうと思ったが、バイクよりも車で来た人の方が多かった(笑)
まぁ、石川県や新潟県から来ている人も多かったので、そもそもバイクで来れる所に住んでいないというわけなのだが(汗)
20人近く集まっていたが、初参加のオレは全員の名前まで覚えられなかった(申し訳ないがマンガを描くようになって、相手が一方的に自分の事を知っているケースが多く、関わる人全てを把握する事が本当に難しい…申し訳ないッス)
モロに同年代なのでバイブズを知っている人たちばかりだったが、今も読んでいる人が少なかったのが印象的で悲しかった
ただ、読んでいる人は『ザ・ワイルドマン』も知っていて「アレは面白い」と言ってくれたり「去年の暮れに(ビッチが)死にかけた時はどうなるかと思った」と反響が聞けた事は嬉しかった
そこで「オレが描いてます」と自己紹介して驚かれるわけだが、ご存知の通り『ザ・ワイルドマン』はオレの実体験を元に描いているマンガであって、それを同じ年代で同じハーレー乗りのみんなには、どう映ったのだろうと思った
例えば、今でいう日本最大のハーレーのミーティングはバイブズミーティングだが、もうバイブズは買っていない人たちが多くても去年の大阪の夢洲には来ていたらしく、結果たぶん会場では会っていた事になる
ただ、同年代なら昔ハーベストタイムという日本最大のハーレーのミーティングがあって、ソレを知って今現在の人たちが大半という事になる
オレは、なんと言うか、せっかくだからそういう話で盛り上がれればと思った(笑)
同じ歳だけの集まりなので、貧乏でも情熱だけで乗り越えてきた時代を共感できればなと思ったし、そういう似た時代を過ごして今、何に乗って何をしていて、何が楽しみかで盛り上がれればと思った
まぁ、オレが勝手にハードルを上げていったので、実際はやや違ったが、同じ歳だけの不思議な空間の集まりは深夜まで続き、オレも結局13時間近く呑んで盛り上がった
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寝る夜中には山の中だけにすっかり冷えて寒かったが、オレは試してみた軍用のプリマロフトとダウンのセットを用意していて、それで布団で寝て全然問題なく暖かかった
翌日には来月号バイブズの締め切りもあって、午前中には引き上げてきたが、天気が良くてもやっぱりバイクは少なかった(笑)
バイブズミーティング以外でこういうミーティングに参加したのは久しぶりだし、単独なんて初めてかも知れない(笑)
同じ歳でも色んな人が居て、面白い
中でもナオキがオレを気に入ってくれたようで、今度二人でキャンプツーリングに行く事になった
野郎同士で二人だけでキャンプなんて、オレでもせいぜいロナウドと二人ぐらいしか記憶にない
でもしつこく「一緒に行こう」「LINEを交換しよう」とグイグイ来る人間臭さは、オレは嫌いじゃない
多分オレのバイクを見て自分が車で来た事を後悔したのと、オレに「そんな軽装で来てバイクの事を語るな」とバカにされたのを見返したいのだと思う(笑)
オレはキャンプだと二泊以上が条件で、それは一泊だとテントを設置した翌日に畳んで撤収する慌ただしさが嫌いだからだ
ただ、二泊以上家を空けるならヨメさんも連れて行ってやりたい
その話をすると「じゃあオレもヨメさんを連れてくる」と言っていた
初めての48キャンプだったが、これも実現すれば初めての夫婦二組でのキャンプツーリングになる
それもなかなか、面白いのかも知れない(笑)
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