プリマロフトの軍用パンツは多くの兵士が使うだけあって、かなり細かくサイズが別れていて、『スモール・レギュラー』『スモール・ロング』、『ミディアム・レギュラー』『ミディアム・ロング』、『ラージ・レギュラー』『ラージ・ロング』と更にその上のサイズまであった

レギュラーとロングの違いは、足の『長さ』だけでウエストサイズは同じ、足の長さを省くなら単純にS、M、L、XL〜となるだけなのだが、足の長さだけでサイズを細かく分けるのは、くるぶしの部分で縛れるからだし、『ロング』は明記しているのに『ショート』は避けて『レギュラー』と明記しているのは、アメリカ人でも足が短い人に対する気配りからだろうか?

そんな事を考えつつ、オレは当然『ロング』の方を選んだ(笑)

足の左右両側が上から下までジッパーでつながっているのは、ズボンとブーツを履いた上からでも穿けるようになっている為だろう

この辺りの造り込みも軍用に特化しながら、値段も安いと言える

この造りを見ると軍用ではアウターとしてのようだが、このままバイクに乗るとマフラーやオイルタンクに接触して溶けてしまう危険性があるので、オレはインナーとして使う

左右も後ろもポケットが一切ない事に驚いたが、これは上着のポケットで補えるからだろうか?

この問題もインナーとして使うならポケットは不要なのでオレにとってはクリアだ

ベルトループやサスペンダーボタンも無く、ブ厚いゴムとマジックテープで留めれる様になっている

ポケットが無いという事は、何かポケットに物を入れた事による重みで、穿いているうちにズリ落ちてくる事なんかも逆にないわけで、実用面を考慮して計算されて造られていると言えるし、インナーとして使いたいオレにはぴったりだ

フロントはダブルジッパーにマジックテープ、ダブルジッパーなのはやはりアウターだからという事か

先に紹介したダウンパンツ同様に、インナーとして使うなら今度はアウターとなる『布』が必要で、逆にソッチにポケットがあれば良い

探してみたが、大きめサイズのデニムでは重たい、登山用などのパンツはナイロン系の素材が多い為これでは外部からの熱に弱く意味がない、ウール系のパンツは暖かそうだが毛玉ができやすくシワにもなりやすいと何らかの壁が多く、結局持っている薄手のオーバーオールやペインターパンツが最適だった

オーバーオールやペインターパンツはデニムでありながら薄手で、本来アメリカでの作業服でもあるのでポケットが多い為、アウターとしてピッタリなのだ

この軍用パンツを探している過程で、ナンガといったガチ登山メーカーが『焚き火』という名前で火の粉を浴びても溶けない素材でコーティングしたと思われるプリマロフトを出していたが、値段も3〜4万ぐらいハネ上がる高級品だった

少なくてもオレの中では¥13,000でこのスペックはとにかく魅力的で、自分の用途に合っている

単純にバイク用に移行し易いだけでなく、インナーに使うからこそ、アウターを選べるからで、いくら防寒に優れるとはいえスノボのカッコでバイクに乗るようなスタイルは避けたい

なので、一見普段と変わらない様で、実はメチャクチャ暖かい、そして軽くて動き易いスタイルを作りたかったのである

 

つづく*****