去年の冬にウメさんと会った時に、ゆうに8枚ぐらい重ね着している姿を見て驚いた

まるでマトリューシュカのように、脱いでも脱いでも服を着ているスタイルは、ビックリ人間を見ているようだった

ただ、理にも叶っていると感心したのは、ロンTやらトレーナーやらパーカーやらコーチジャケットやら革ベストやらを延々重ね着していく事は、大きめの服を何枚も着る事により、軽さと動きやすさも維持していた

『防寒』とは『空気の層』なので(ダウンの羽毛なんか良い例かも)、何層も空気の層を作ってちゃんと原理は抑えていたのだ

その姿を見て思ったのだが、そこまで大量に着込まなかったとしても、薄手のダウンを2〜3枚重ね着するとしたらどうなのだろうか?

ガチ登山用のダウンは、ある程度動く事を前提に造られているからそこまでタイトではないわけで、でも動いてソデが短くなったり、背中が出てしまう様な造りでもない

さすがに動かないバイクでは1枚だと寒いのかも知れないが、それが2枚や3枚重ねて着るとどうなのだろうか?

例えば、去年バイブズの独立記念キャンプに参加した時は、富士山の麓でメチャクチャ寒かった

この時オレは、ノースフェイスのダウンを着て行ったのだが、他の皆よりはかなり善戦して良い防寒をしてくれたと思う

例えばコレに、保温効果はダウンの8倍というプリマロフトを組み合わせたらどうなのだろうか?

中に厚手のフリースかニットでも着て、最後にゴアテックスの軍用パーカーでも着込めば、それだけで『防風』・『防寒』・『保温』は最強の状態まで備えられそうな気がする

従来との違いは『軽さ』と『動きやすさ』も確保した事で、少ない枚数ながらもしっかりと目的に沿った、理想の防寒にも思える

靴はまぁ、ソレルや裏地のしっかりしたウインターブーツがあれば、靴下1枚でも充分だろう

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防寒において『冬山登山に勝るものなし』だとするならば、それに少し手を加えてバイクにも活かせないのだろうか?

実は下に使うパンツを手配中で、ひょっとしたらコレも、目からウロコで大バケするかも知れないアイテムである

この問題は届き次第おって報告したいと思うので乞うご期待です

 

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メールの紹介をします

 

→昨日のブログで、後ろ姿カヨコさんのコーディネート、とてもかわいいです
シゲさんち近くの古着屋って、けっこう掘出し物あるんですね~いいなぁ。個人経営のお店ですか?それともチェーン店?
まぁシゲさんが掘り出す目利きでもあるんやろうけど…
今はネットのメルカリとかラクマとか大流行りやけど、やっぱり実物見ないと、届いたらズッコケたりする。
ブログでいつか 目利きのコツなど、ご教示くださいませ。

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一昨日のブログに関してですね

ありがとうございます

ウチらがよく行く古着屋は殆んどチェーン店です

色んなお店に行って感じるのは、チェーン店でもお店の地域によって、子供服ばかりで大人用はチョロイのしかないお店もあれば、チェーン店でも子供服はほぼゼロで、オトコものでならネイバーフッドやバズリクソンズまで取り扱ってたり、オンナものならもっと豊富な種類を取り扱っているお店もあって、そっちの方によく行きます

個人的な考えですが、女性モノほどブランドモノは古いデザインだと価値が下がって手放してしまう様な気がしますが、外国の映画とかで大人になった女性が母親が若い頃に着ていたワンピースを着ても全然カッコイイように、決して『古い』=『ダサイ』ではなく、価値は人それぞれだと思います

オレはそういう考え方なので、古着だろうと良いものは良い! でヨメさんに薦めるし、最初は半信半疑だったヨメさんも、外で他人に褒められる機会が増えて、自信を持ったのかも知れません(実はヨメさんは結構外で褒められる事が多い)

付き合い始めの頃は、ヨメさんは古着なんか一着も持っていなかったし、全体的に暗めの落ち着いた服が多かったのですが、オレはヨメさんの場合は明るい色の方が似合うと思い、どんどんソッチ方向に推していきました

最初の方こそ一緒にいる時ぐらいしか着なかったのですが、そのカッコでオレの知り合いのファッション誌を扱う女性に褒められたりして、今じゃすっかり明るい色の服ばかりな気がします

顔が写ってなくてもアリだと感じるのは、やはり全体のバランスという事になるので、これはバイクのカスタムでも同じなのかも知れません

昨日オレ一人で風乗りジョニー号の修理に行った帰りに、¥490の古着のニットをヨメさんに買って帰りました(笑)

「¥490なんて安モノを…」と思われそうですが、オレは「ヨメさんが着れば絶対¥490には見えない!」と踏んだのです(今度載せますね)

価値は人それぞれで、『いい買い物したわ♡』でホクホクできる自己満足ぐらいで良いと思います

そしてオレほどブッ飛んだカッコじゃなくても、『イキオイ』は大事かも知れません

オレもネットじゃ殆んど買わないし、実際に見て・触って確かめます

当たり前ですが古着屋巡りなんて空振りの方が多いし、それを前提で呑みながら歩いて寄ってみる程度の感覚で、だから「おっ、なんじゃこりゃ!」の発見が嬉しいのだと思います

かくいうオレも、昔は横田基地で買ったアイスホッケーのユニフォームに、革ベストなんて着てバイクに乗ってる、あまりにチグハグなド恥ずかしいカッコの写真が出てきたりもしました(笑)

でもその時はきっと「マジ、カッケー!」と思っていたのでしょう

本人たちが楽しめればいいし、これもバイクと同じですね

ありがとうございました

 

 

 

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