イギリスの王子さまが結婚されたのをTVのあちこちで流していて、自分の結婚式を思い出した

当時、色んな式場を見て探したが最終的に本当の教会でする事にした

本当に小さいマジ教会で、近くにもっと大きい結婚式場があって、来てくれた人はソコと間違えたぐらいだったのだが、金額的にも全然安かったし、何より大きな理由は『閉店してしまう可能性がある結婚式場よりも、長く残る教会の方がいい』と思ったからで、我ながら正しい選択をしたと今でも思う

牧師さんに「一度お会いしたい」と言われ「会ってもない方の幸福をお祈りするのではなく、ちゃんと会い、お話しした上でこちらも心から幸福をお祈りしたい」と話してくれたのも印象的だった

マジ教会だけにとにかく厳かで、天井も3階か4階ぐらいまであるのでは?と思うぐらい高く、外からでは小さいのにとても広くて大きく見えた

実は打ち合わせの段階で、ヨメの身内と違ってオレの身内はスーツなんてもっていない輩が多く、正装ができない人たちはGパンでも許してもらえないか?と了解を得ていた

結局ビッチなんかを中心にヤクザにしか見えないド派手なスーツで来てくれた訳だが、何せオレの身内はガサツなヤツが多いので、式の最中に茶化したりしそうで心配だった

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しかしそこもマジ教会だけに、もうあまりに厳粛過ぎて、ピンと張りつめた空気の中、天井が高いからかどこまでも響き渡るパイプオルガンの音色なんかに完全に飲まれてしまい、そんな心配は全く不要だった

ウエディングドレスはレンタルではなく買ったのだが、ドレス、ベール、手袋全て別の店でチョイスしたので大変だった(ちなみにオレはウエストライドの3ピースを選んだ/笑)

それだけこだわったのだが、結果的には値段も安かった

買ったウエディングドレスには2種類のリボンがついてきて、どちらも選んで使えるようになっていたのだが、使わない方のリボンはハーレーにつけた

オレもハーレーもヨメも同じ歳だし、来てくれる方の目印にもなるので教会の前に停めておきたかったのだが、これも全然許可してくれたし、うまく言えないのだがオレたちは『お客』ではない扱いをしてもらえたのが嬉しかった

これが結婚式場だったら、きっと『今回のお客様』でしかなかったのだと思うし、その違いは大きい

 

もし結婚式を上げる知り合いが出てきたとすれば、オレは結婚式場よりも間違いなくマジ教会をお薦めするし、それぐらい素晴らしい結婚式ができたと今でも思っている

 

 

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