今日のニュースを観て驚いたのですが、オーストラリアのシドニーで歴代最高気温2位の47.3℃を記録したそうです(ちなみに1位は47.8℃!)

47.3℃……気温がですよ?想像がつきません……

地球温暖化が騒がれていますが、いつか日本もそんな時代がやってくるのでしょうか……

 

ハーレーは空冷なのでオレの様な旧車には熱は死活問題で、夏場は油圧計とのにらめっこになります

走行中は20の針ぐらい、これが段々熱を持つ事で下がってくる訳ですが、0になったまま走り続けると白煙を出し始めてアクセルが上がらなくなって(要はエンジンオイルの油膜がなくなってきて)それでも動かし続けると熱でピストンとシリンダーが焼き付いて終わり、いわゆるオーバーホールして治すしかなくなる状態になってしまう訳で、本当に死活問題

去年の夏は東京から四国を目指す最中に36℃の中を走り続けて、一昨年の夏は徳島県から高知県を目指す最中に38℃の中を走り続けて、それぐらいの状態になると渋滞とかには一切ハマらず、快適に走り続けていても油圧はゼロのままです

どっかでバイクを休ませてエンジンオイルを冷ましてからの繰り返しになる訳ですが、36〜38℃でそれですからね……

電気自動車の普及が進み、海外によっては20年以内にガソリン車自体を生産しなくなる国もあるなんて聞きます

日本はそこまでではないにせよ、電気自動車やハイブリッド車がどんどん売れているのは事実

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そうなると無くなっていくのはガソリンスタンドで、高燃費によって給油自体を必要としなくなれば当然ガソリンが必要なくなって、ガソリンが売れなければガソリンスタンド自体が閉店に追い込まれて行く…そして車ほど1回の給油では走れないバイクなんかは、ますます売れなくなって行く……結果、ずっと乗ってきたハーレー乗りやバイク好きな人間は窮地に追い込まれる訳だ……

うわ〜…というか、全然明るい未来がない……

生きている間に乗れなくなるなんて事にはならなさそうだけど、時間の問題でいつかはきっと、そんな時代になってしまうんだろうな……

以前東京から北海道まで自走した時に、青森の辺りで、SAにスタンドがなくてすごく困った事がありました

聞くと以前はあったけど、お客さんが来ないから閉店してしまったんだそうです

SAでですよ?そこで給油しないと走れない人はどうすればいいんだ!と思ったのを覚えています

それは国がなんとかして欲しい重要な問題なのでは……

四国の山の中を走っている最中に入ったスタンドでは「ハイオクは無い」と言われてビックリした事があります(笑)

ガソリンスタンドでそんなトコあるの?と衝撃でしたが、そこはレギュラーと軽油しかありませんでした

熱による『暑さ対策』も深刻だけど、ガソリンスタンドすらいつかそんな店ばかりになってきて、ハーレー乗りには不都合極まりない時代になったら嫌だなぁ

そして間違いなくそう遠くないうちに、そんな環境に変わって行くんだろうなと思いました

ガソリンに変わる、低コストで環境にも優しい燃料ができて、ガソリンの代わりに入れれば走る、そんなのができれば良いんでしょうが、時代はそっちに開発を進めるより電気や水素といった全く違う燃料での開発に力を入れているのだからおそらく無理なんでしょうね

このブログを打ちながら隣りに停まっている自分のバイクを観て、セルが無いからキックだけガンガン踏んでエンジンかけて、やっとかかったらしばらく温めないと走らない……

「そりゃ時代の流れに置いて行かれるわな……」と思ったのでした

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