今月は珍しく下ネタじゃないけれど、色恋ネタというか、過去の思い出を描かせて頂いた
平たく言えば、『偶然バイク乗りの女の子を助けた』だけなので、これをいかに面白おかしく描くかで頑張った(笑)
結果リアルな描写を多く使ってメリハリをつけたつもりなのだが、実は製作真っ只中で描き込み過ぎてデータの容量が重くなり、2ページ目がスッ飛んだ(下のコマ1つで、実は20〜30近い階層を重ねて表現している)
締め切りまで残り二日ぐらいに迫った状況だったのでさすがにアタマの中が真っ白になり、一時はどうなる事かと思ったが、幸いゼロまで戻る所までは回避できて、そこからはものすご〜く慎重に描いたのだった(汗)
当時、ソロシートは元々持っていたのだが、ソロシートでは二人乗りはできないわけで、そんなオレにブルがバディシートをくれた
中古の旧いバディシートで、相当薄い造りでアンコはほぼ無しの状態、ベースの鉄板に座っているような感覚で、振動の度にバインバインと跳ね上がり、いくらも乗らずにケツが痛くなってしまうシロモノだった
バディシートの張り替えができるお店を探して行った場所は埼玉県のとあるショップで、外環自動車道という高速を使った
今でこそ無事オーダーで張り替えてもらったバディシートだが、当時はバディシートはやった事がないと断られる店ばかりで、その店でも高額な金額を掲示されて諦めるようにしむけられたぐらいだった
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無駄足だったと帰る時に高速の料金所の入り口でオレのセカンドバイクと同じバイクでトラブッてる女の子を目にして声をかけたのだが、大丈夫だと言うし女の子だったので下手に怪しまれるのも嫌で、先に進む事にした
のんびり高速を走っているとミラーで後ろから女の子が近づいてきているのが見えて、並走したりしたら何か気を使いそうで、ハーレーのギアを目一杯使い、置き去りにしたのだ(笑)
ミラーでも見えなくなるぐらいまで距離が離れて、オレは家の近くのインターで降りたのだが、そこからは夕方の通勤ラッシュが始まりかけた時間帯で渋滞にハマってしまった
オレにしてみればまさかその子も同じインターで降りてるとは思わないわけで、車の流れに任せてノロノロ進んでいるうちに後ろから声をかけられたのだった
オレの家まで来て色々話を聞いてみると、男顔負けの男マサリの子で、女の子独りでバイクでキャンプに行ったりも全然平気だし、北海道を1人旅したりもしていると言う
スタイル抜群でスゴイ可愛い子だったので自分の中では物凄い葛藤があったのだが、女の子でさすがにそこまでアクティブだとちょっと引いてしまう所もあって、後の事とか色々考え悩んだ結果、結局何もしないまま送り届けたのだった(まさにこんな顔をしていたのかも知れない:笑)
この辺りの話を2ページで収める為に切り取ってまとめたのだが今回の話で、冒頭の大型テントの購入を検討しているのは夏シーズンに向けての伏線である
次回作はまた別の話になるのだが、覚えておいてもらえるとまた楽しめるのかも知れない
(*投稿コーナーで反響を頂き、とても嬉しく思いました。ありがとうございます。未掲載分終了時に「ネタはまだまだ続きます」と書きましたが、未掲載分が終わっても内容の質が上がっていると感じて頂けて幸いです。描いてるオレにはホントに励みになるし、これからも頑張ります)
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