48キャンプに行った時に、同じ歳の女の子が「私もいよいよハーレーを買うんだ」と喜んでいた

まだ大型免許を持っていないのだが、先にハーレーを買った方が目標ができて「早く乗りたい!」となるからだと言う

なるほど、色んな入り方があるもんだと思ったが、とにかくそんな理由でハーレー屋さんを回っているらしいが、本来欲しいモデルは高いからあきらめていて、お店に置いてあった記念モデルだかの限定カラーが気に入ったからソレにしようと思っているらしい

オレは色なんて好きなだけ塗り替えられるのだから、別にソコを重視しなくてもよいのでは…と思ったが、記念モデルだと売る時にも高値がつきやすいのも魅力らしい

乗る前から『売る事』を前提にしているのもオレにはピンとこないが、ご存知の通りハーレーなんて買う時こそ高額なオートバイだが、売ったって二束三文にしかならない

前に勤めていた会社で、国産の大型ネイキッドに乗って某有名バイクショップに行った上司が、お店から「取り替えてもいいよ」と言われたとスポーツスターに乗り替えた

「これでオレも遂にハーレーオーナーだ」と自慢されたが、1年も乗ると「腰が痛い」と言い出し、バイク屋に売りにいったらとんでもなく低い価格でしか査定されなくて後悔していたが、ハーレー自体の市場価値なんてそんなものである

仲の良いピンストライパーがスポーツスターを買ったけど「ハーレーってこんなモンか」と言ってすぐに売ってしまったが、オレにしてみると国産車に近い、マイルドな乗り味のスポーツスターに乗るのではなく、よりゴリゴリのビッグツインに乗ってみて欲しかったと思う

アクセサリー屋さんでバイトしている若い男の子が初めて買ったハーレーもスポーツスターだったけど、随所にローランズサンズが使われた、330万とケタ外れの金額だった

当然、ローンの金額も凄まじく、買ったものの何処にも遊びに行けないような状況になって、手離してしまった

 

たまたまスポーツスターが重なってしまったが、スポーツスターにはスポーツスターの良さが当然あって、ビッグツインには無い軽さや取り回し、軽快なフットワークがあるわけだが、とにもかくにもハーレーを買うのは難しい

オレの周りでも最初に買ったハーレーを乗り続けているのは5割もいないのでは?というぐらい、一度は買ったものの、また別のハーレーに買い直している

オレ自身がそうだったように「ハーレーってこんなに種類があるの!?」と買ってから気がついて、「こういうカタチにしたいんだけど…」と相談して自分のモデルでは不可能か、とんでもない金額を費やす必要がある事実を知って腰を抜かす

最初に買ったハーレーを乗り続けているオレはたまたまラッキーだっただけで、それでも納車はレッカーだったし、ここにくるまでとにかく多くのトラブルがあった(笑)

乗り続けるにせよ買い直すにせよ、それを支えるのは情熱しかないと思うし、前述したような失敗例だと、情熱よりも前に誤った入り方でハーレーを知って、もうハーレーを知った気になって戻って来ない気がするし、「本当はそうじゃないのにな…」とも思えて、もったいなく、気の毒に思う

高い買い物なだけに、失敗して欲しくないと思うし、きっとどのハーレーを買うかで迷っている今は、とても楽しい時期なのだろう

手に入れてからもその気持ちと情熱が、褪せない事を願いたい

つづく*****