長く使っているヘルメットに描いたペイントを、再び挑戦してみる事にした
ゴールドバージョンのヘルメットにも何かペイントしたいとずっと思っていたのだが、なかなか時間が作れず今回ようやくそんな余裕ができたのである
コイツにも何か描いて、よりバイクと合うようにカッコ良くしよう! かくしてオレの計画が再び動き出した
形は全く同じで色違いなだけなので、コツは掴んでいるはずのなのだが、実はコレ、相当面倒くさくて大変である
使うのは前回と同じ車用の補修ペンを使う
ピンストライパーが使うエナメル塗料をいつか使ってみたいと思っているのだが、家に前回使った残りがあったし、コイツの良さは経年劣化した先の、ほどよくハゲてきた『味』にある
ただ、失敗すると剝離剤じゃないと落ちないので一発勝負の繰り返しだし、『車用の補修ペン』は、車のハゲた塗装部分を『塗る』為であって、『描く』為ではない……
本来そういう目的のモノではないので、描くのがとにかく難しい(汗)
色が乗りにくいホワイトやシルバーは、繰り返し重ね塗りして表現する
何度も繰り返し塗って、フチどって完成
スポンサーリンク
実は同じ均等のスペースで文字を入れるのは非情に難しく、そしてヘルメットのように『かぶる部分は広く、先端は狭く』というアーチ状になっているとより困難になって、更にこのヘルメットは波形にうねっているのでとにかく大苦戦した(汗)
反対側も挑戦
ホワイトを重ね塗りしつつ、ホワイトはフチとして使うので今度は中心にレッドを入れる
この手前あたりから「そういえば前回も『二度とやりたくない』と思ったんだっけな…」なんて思い出すが、もはや後戻りはできない
乾かす時間も含めて4日間かかって、遂に完成「あ〜 疲れた……」
中心には前回同様に、自分のハーレーのタンクにデザインしたのと同じ、ハートに刺さる剣とフレアを描いた
「やっぱマンガ家だから上手いな」か「マンガ家の割にはヘタクソだな」ぐらいの、微妙なラインといった所だろうか(笑)
ただ、最初にも書いたがコイツの良さはハゲてきた剥がれの『味』でもあって、まさにペンキで塗った後のような、経年劣化で要所要所が剥がれてくる頃にどんどんカッコ良くなるのだ(と、思う)
10年近く使った初期モデルがこの剥がれとこの味で、こうなる事を見越して描いている自己満足の世界でもある
そして、こんな半キャップで乗っているハーレー乗りは絶対いない!(今まで見た事がない)
それだけでオレは『ニヤリ』なのだ(笑)
スポンサーリンク