いつか書きたいと思っていたのだが、オレはカップラーメンの『赤いきつね』が大好きである(カップうどんか)

典型的な日本食の『うどん』だが、オレはこの『きつねうどん』といううどんを、今まで家で食べた事はないのでは?と思うぐらい記憶にないし(普通のうどんはたくさん食べたけど)、『きつねうどん=赤いきつね』である

同じ事が焼きそばでも言えて、焼きそばはさすがに家でも外でも食べた事はあるが、圧倒的に『ペヤング』が多かった為に、焼きそばと言えばチープな具しか入っていないペヤングの印象が強いし、具が少ない方が自分に合っていて好きである

これはオレが貧乏だったからだけなのかも知れないが、逆にこういうヒトって結構いるのでは?とも思う

牛丼も同じで、物心ついた時から吉野屋や松屋で食べてきた牛丼の数は、それ以外の場所で食べる数よりも圧倒的に多いし、『牛丼』→肉とタマネギしか入っていない、あの牛丼を連想する

近年外国で日本食ブームになって色々注目を浴びているが、当の日本人でもあるオレは、紛れもなく日本食である『うどん』や『焼きそば』、『牛丼』なんかはジャンクフードというか、インスタントというか、低価格で簡単に手に入る部類の方に馴染んでしまっているから不思議でもある

ハンバーガーといえばマクドナルドで、たまにTVで有名な専門店とかで¥1,500とか¥2,000とかする、お皿に乗って串が刺さったようなハンバーガーを観ると「高ッ」っと思ってしまうし、「(マクドナルドで充分)」と思ってしまう

それは自分のクチがソレを知って、馴染んでいるからであって、先に上げた『赤いきつね』や『ペヤング』のように、そこまで庶民に浸透させたメーカーは凄い事だとも言える

逆に自分のクチがまだ知らない、聞いた事しかない未知の料理は、「よっぽど美味しいんだろうな……」と期待するし、勝手にハードルを上げていってイザ食べる機会がきた時に、ガッカリする事が多い

TVでしか観た事がない、「きっと美味しいんだろうな……」と思ってたキャビアなんてしょっぱいだけだったし(日本食じゃないけど)、フグの刺身も「薄ッ!」と思ったし、マグロのトロの方が全然美味しいじゃんと思った(好みの問題だけど)

『コイのアライ』なんてお刺身を食べた時にも「(おぉ、これがあのコイのアライか…)」なんて目が輝いたが、実際食べたら「ん?」と思ってしまったのは、きっと食べるまでのイメージが膨らみ過ぎた事が一番の原因なのかも知れない

そういう料理って結構あって、食べるまでは「なんて美味そうなんだ」と思っていても、実際食べると「ん?」となり「まぁ、もうこの先食べなくてもいいかな…」となってしまう

あくまで『自分の好み』の前提で並べさせてもらうが、『そばがき』『湯葉』『きりたんぽ』『伊勢エビ』とかは先入観から入った結果「う〜ん」と考えてしまった部類だし、逆に先入観どおり「これはマジで美味い!」と唸る程美味しかったのは『ウナギの白焼き』ぐらいかも知れない(これは本当に美味しい)

もし外国人に声をかけられ「オイシイ キツネウドン ガ タベタイ ノデスガ……」と聞かれたとしたら、オレは答えられないという事だ

日本人なのに(笑)

おそらく聞いた外国人も面食らう事であろう

そう思うと実に不思議である