群馬から帰ってくる最中にスピードメーターが壊れてしまった

オレのバイクのスピードメーターはマイル表示だし、昔の造りなので正確ではないと言うか、おおまかと言うか、すごくザックリな気がする

マイル表示だと何キロで走っているのか感覚でしか解らないが、明らかに「そんなに正確じゃないんだな…」と感じる事が多い

昔、オレと似た造りであるロナウドと、同じタイミングで給油し、一緒に目的地まで走って検証してみた事があったが、表示が4〜5キロも違っていた(笑)

オレはミッションから引いて計測していて、ロナウドはフロントから引いて計測しているのだが、「まぁ、仕方ない」と、アメ車ではこういった雑さも許せてしまうのが不思議でもある(笑)

今回まっさきに疑った原因が付け根に位置する速度を割り出すメータードライブギアで、これは以前も交換した事があった

高速で4速めいっぱい使って走っているのに、メーターはわずか20マイルをプルプルと指したままなので「あれ?」っと思っていると、最後はゼロの表示から針がいっさい動かなくなってしまったのだ

今回はどちらかというと逆の症状で、そこまで速度を上げてないのにメーターの針だけはマックスまで振り切ってしまうのだが、「やれやれ、またメータードライブギアが壊れてしまったか」と思っていた

が、5〜6年前に交換したメータードライブギアだが、そんなに早く壊れるの? と思い、ナチュラルスチールワークスの田邊さんに聞いてみると症状的にメーター本体が壊れたとの事らしい

なんてこった…今までの走行距離がこのバイクとの歴史みたいなモノでもあるので、コレはコレで気に入ってたんだけどな……凹んでいると、田邊さんが昔買った新品を、格安で譲ってくれるという

渡りに船ではないけれど、かくしてメーターを交換する事になった

まぁ、チョイ手間ぐらいのポン付けといったところか、まずは古いメーターを外す

オレのは比較的メンテナンスし易い仕様にしてあるが、それでもメーターパネルの中は色んな配線が入っているのでココは慎重に

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ここで新品のメーターと交換するわけだが、「あれ?」リセットノブが付いていない

リセットノブとはトリップメーターを戻すツマミの棒の事で、『リセット棒』とも言うらしいが、総走行距離とは別に、何キロ走ったかのトリップメーターがある事で、ガソリンを給油するタイミングを判断し、給油した時にゼロにリセットして戻す、また走ってから給油のタイミングを測るという、メーターの横から出ている棒である

これが無いとたまらなく不便だし、トリップメーターが回せない事になるのだが、もともとリセットノブは別売りで最初から付属しているわけではないらしい

なるほど…リセットノブは古いメーターから移植しなければならないわけか…、しかし、これがなかなか外れない

奥の見えない所ででネジ山が切ってあってネジ込んであるだけなのだが、もともとトリップメーターを回す為のモノなのでどっちにも回ってしまい、固定できないのである

そして、本来走行中の振動などで外れ易くもある為に、ロックタイトなど接着剤で補強してある場合が多いのだが、オレも以前走行中にリセットノブだけ落とした事があって、交換した時にかなりガッチリとロックタイトで補強して取り付けていた

どっちにもクルクル回ってしまい、まるでチンパンジーが知恵の輪に挑戦しているような、メーターを持って頭を抱えている状態が続いた

どうしたものかと田邊さんとLINEでやりとりしているうちにブルまでLINEに加わってきて、ああでもない、こうでもないと挑戦していると、壊すイキオイで分解した方が早いとアドバイスされた

なるほど「もう、その方が早いわな」という事で、バイスグリップでリセットノブを固定し、勢いよくブン回してみる事にした

メーターがスッ飛んでいったら危ないので、庭に出てグルングルンと回していると無事外す事に成功した

が、あれ? ネジ山部分がズイブン短い……

こんな短いワケないよな……

そう。 折れてしまったのだ(汗)

メーターを壊すどころか、肝心のリセットノブを折ってしまった……

なんてこった……と、ここで作業は中断、今度はリセットノブだけを買ってくる事になってしまった(泣)

同じ造りのヒトは気をつけましょうね

ここ、とてもデリケートみたいです(泣)

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