*最初にメールの紹介から

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→バイブズ、読みましたよ~

巻頭特集にお出ましとは!

すてきなメッセージでした

カヨコさんを送って翌日、死ぬのですね

それが理想かも知れません、夫婦の……

グラビアのレイアウト3枚のみは 惜しいと思いました

シゲさんのバイクがONLY ONEカスタム風に載ってたらよかったのに

そんで、Tシャツの陳列写真なんかも

マンガ☆ワイルドマン、あいかわらず楽しい~

今回の雪降る場面、秀逸でした

これからも期待できますね

よろしくお願いいたしますよ☆

 

ありがとうございます

ロナウドも喜ぶと思います(笑)

ちょうど発売11日の数日後が成人式なので、是非このタイミングで描きたかったのですが、先日ロナウドがウチに遊びに来たときに「よく覚えているものだ」と感心されました

でも実話なんですよ。バカですよね、マジで(笑)

最近よく「あれは実話なんですか?」と聞かれる事が多いので、これからはもう少し解りやすく『実話』を推していきたいと思います(笑)

ちなみに現在来月のバイブズ掲載分を製作中ですが、次の主役はダニエルです

これも信じられない事が重なった実話なのでお楽しみに(笑)

今月号のバイブズをまだ観てない人は是非買って初笑い(遅いか)をお楽しみ下さい!

 

 

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高校時代、全寮制の男子校という学校だったオレは、まるで少年院のような厳しい環境で学生生活を送っていた

全室5人の部屋でテレビは禁止、早朝6時に起床、6時半に外で点呼と体操、7時には食事が3年間続き、学校の敷地の中に寮があるから外部の人とは会わない日があたり前で、外出は授業が終わってからの15時過ぎから夕食前の17時半までのみ。東京の隅の隅にあったその場所は、周りはクワ畑で電車が通る線路は単線一車線のみ、山田うどんがポツンと一件立っているだけの、外出したところで何も無いような場所だった

ただ、同じ環境で過ごすからこその仲間たちとの繋がりは深く、親元から離れて生活する同年代の思春期真っ只中の連中たちと、毎晩修学旅行のような日を送っては、先生の目を盗んで悪さばかりしていた

ある日、いつものように隠れてタバコを吸っていた時に、友達が修学旅行の話を持ち出した

「なぁ、今年の修学旅行、広島と倉敷だってよ」

「何それ? どこよ? バスで行くの?」

「新幹線だって」

「え〜…、今更場所を替えて修学旅行をやるようなもんじゃん……」

まさにその通りで、これが共学だった中学時代ならまた別の楽しみも広がろうものだが、毎晩男だけで顔を合わせて生活しているオレたちにとっては、何の魅力もない

「でもよ、夜とか外出できるらしいゼ? 私服で」

「マジで?」

「広島とか倉敷って、栄えてんのかな」

「ここよりはマシだろ、絶対」

吸い終えたタバコをいつものように壊れた焼却炉に投げ捨てて、だったら話は別じゃん? 何を着ていく? と盛り上がった

横田基地で米兵が持ち込んだ古着を買いあさっていた自分たちのファッションの、何がお気に入りで勝負服かというわけだ

 

出発は早朝の東京駅

新幹線に乗るからだろうが、そのおかげで前日に自宅に帰る許可が出されて、みんな当日現地集合だった

普通の高校生と違い、電車に乗る習慣がなかったオレたちには、東京駅までだって既に旅である

電車に乗る習慣がなかった中学を卒業してから、そのまま電車に乗らない寮生活を始めたからで、有名な東京駅ですら電車で行った事もなければ乗り替えなんかも解らない

そんなオレに当時付き合っていた5つ歳上の、23歳の彼女が見送りがてらについてきてくれた

「ホラ、あそこに固まっているのが学校の皆じゃない?」

「あ、ホントだ。悪い、助かったわ」

「……帰って来る日もまた、迎えに来るからね。気をつけてね……………」

「!? おい、どうした?」

無事東京駅に着いたホームで仲間たちを見つけて安心するオレを見て、彼女は涙ぐみ、突然泣き出してしまうのだった……

 

つづく*****