オヤシラズで思い出した病院ネタをもうひとつ
2年近く前に、生まれて初めて痔になった
座りっぱなしで作業を続ける生活がよくなかったのか、痛みが続いても「そのうち治るだろう」とダマシダマシ製作を続けていると、いよいよ悪くなって高熱が出た
ケツの痛みを堪えながらローチャリに乗り、ヨメさんが調べてくれた病院に行った
しかしとても混雑していて、熱でボーッとするわケツは痛いわのオレは「混んでるなら他に行きます」と断り、2件目の病院に行った
そこはガラガラで待ち時間ゼロだったので「やった♡ ラッキー」とぐらいに思っていたのだが、病院の人だれもがみんな女性
受付も、看護婦さんも、先生も
途中から気がついたのだが痔は女性もなりやすい病気らしく、女性が来やすいように全てのスタッフが女性の病院だったのだ
だったらいっそ『女性専用』と書いておいて欲しいぐらいだが、それを気がついたのはベッドで女性スタッフ4人ぐらいに囲まれた後だった
「なんでこんなになるまで放っておいたのよ」と女の先生に怒られ「もう薬では抑えきれないから切ります」と言われた時には耳を疑った
仰向けでもうつぶせでもなく、『横向き』でケツを先生に向けて寝ている状態のオレには、当然自分のケツの状態も解らなければ、先生が何をしようとしているのかも見えないし解らない
『カチャカチャ』と何やら金属の道具がブツかる音しか聞こえないわけで、不安は加速する
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そしてやっぱり治療はメチャクチャ痛かった
もう麻酔の段階で、というか、何カ所か打つ麻酔が痛いのだが(それも見えないから解らない)、片方で片方の手首をフルパワーで握り続けても脂汗が止まらないぐらい痛い
そして患者みんながそうなるからだろうか、女性の看護婦総出で肩や腰をかなりの力で押さえつけていて、受付の女の子までかり出されている
治療が無事終わった時には体力的にはもちろんだが精神的にもヘトヘトで、会計時に受付の女の子に「さっきオレのケツを見ましたよね!」と突っ込む元気もなかった
超・攻撃的なオレのローチャリを乗らずにトボトボと押して帰る後ろ姿を想像してもらえば、オレがどんだけメンタルを壊されたか解って頂けるのではないかと思う
この時の痛みはトラウマになって、数日後に経過を見せに病院に行き、先生にケツを触られただけで『ビクッ』としてしまった
この、自分のケツがビクッとプルプルする姿がどうにも情けないやら恥ずかしいやらで、「何をするのか事前に言って下さい!」と先生に逆ギレして必死にゴマかすほどであった(泣)
痔になった方、早めなら薬で抑えられるそうですよ
手遅れになるとホントに痛いので、早めの治療をお勧めします
男性の方は病院選びにも注意しましょう
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