いきなりだが歯医者が大の苦手である

子供の頃から運動部で、小・中はサッカー、高校でラグビー部にいたオレは、外傷には結構強く、血がダラダラ出てても自分で見えれば「そりゃ痛いわな」と納得できるのだが、見えない部位である内臓や頭痛、歯の痛みなんかにはめっぽう弱い

見えないから見当がつかなく「一生このままでは…」とテンションがダダ下がりになるだけではなく、見えないからこその治療も「次に何をされるのだ!」と耐えず身構えてしまう

なので、歯の治療なんか肩の力が入りっぱなし、終わった後にはいつもヘトヘトで、もし自分が死んだら「もう歯医者には二度と行かなくていいんだな」と思えるぐらいだ

歯医者が嫌いな分、行かなくて済むように歯磨きはかかさないし、虫歯もない

ただ、オヤシラズがあってコイツがたまに悪さをする

オレはオヤシラズを抜いた事がないのだが、それは変な生え方ではなく比較的まっすぐちゃんと生えてきているからなのだそうだ

ただ本来不要な歯である事には変わりがなくて、身体に悪さをしようとするのを普段は身体の方が抑えてくれているらしい

これが疲労が続くと身体の抑えの方が効かなくなってバランスが崩れ、高熱を出す

ちょうど去年の暮れにマンガの製作に追われている日が続いている中で熱を出し、年末年始で歯医者も休みになってしまう為に大変だった

結局抜いてしまうほど変な生え方をしているわけではないので、しっかり身体を休めなさいと医者に言われて鎮痛剤と解熱剤で復活したのだが、今年のバイブズミーティング出発前に再び疲労のピークが続き、高熱を出した

そこでまた歯医者に行って同じ事を言われ、抜かずに薬を出されて治ったのだが、『歯医者あるある』で「次は◯◯にまた来て下さい」と、まだなんだかんだと歯医者通いが続いている

やれ歯のクリーニングだの歯の磨き方のテストだのと言われるのだが、痛くもなければ熱も下がり「いつまで続くんスか?」としびれを切らして聞いてみると「オヤシラズを抜きましょう」と言われた

「え! なんで!?」と驚いたのだが、実は他にもオヤシラズがあって、それも変な生え方をしている訳ではないのだが歳をとると抜くのも大変だから抜きましょうと言う

いきなりのサプライズに動揺してとりあえず「わかりました」と答えてしまったのだが、その治療はバイブズミーティングから帰ってきて二日後で、心の整理がつかなかったので「その日は仕事が入ってしまいました」と大ウソをついてバックレた(笑)

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そもそも痛くも何ともない別のオヤシラズを何で抜くのか? 歳をとったら大変って、歳をとったら成長なんてどんどん止まっていくんじゃないのか? オヤシラズだけは成長するとでも言うのか?と理不尽な治療に対する不満をヨメにブツけてきたが、とうとう観念して抜く事になった

実はもう一回「その日も仕事が入ってしまいました」と大ウソをついたのだが、そうすれば当然「次はいつにしますか?」と聞かれるわけで、「先延ばしするからどんどんイヤになるんだよ」と当たり前の事をヨメに諭されたりしながら、オレにとって死刑執行に匹敵するぐらいの日を迎えた

が、しかし、うろたえていた自分が恥ずかしいぐらい今の医学が進化しているのか意外なほどアッサリ終わった

医者に「全体でも30分もかかりません」と言われ「ゼッタイ嘘だ」と思っていたし「次か? 次なのか?」と身構え続けているうちに「あれ? もう抜いたんですか?」「はい 抜きましたよ」というやりとりがあったぐらい簡単だった

あまりのアッサリ治療に医者が抜いた歯を見せてくれて「持って帰りますか?」と半ば冗談のように聞いてきたのだが、ブログに上げたろと思って「もらって帰ります」と持って帰ってきた(笑)

が、やっぱりグロイので写真に撮るのは止めた(ヒトの歯見たって面白くもなんともないもんな:笑)

「なーんだ、あんなに先延ばしすることなかったじゃん」と調子に乗ってほくそ笑んでいたのだが、帰り際に「次は反対側を抜きますんで」と医者に言われ、やっぱり凍りつくのであった(続編アリ)

 

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9月ぐらいからずっと動いていたのですが、バイブズミーティングの準備や物販の準備と重なって遅くなってしまいました

通販も進めていますのでもうしばらくお待ち下さいませ(一応目標は今週いっぱい来週からです!)

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