今度ヨメさんのご両親と義兄さん夫婦の4人がウチに遊びに来る事になった
ご両親は何度も来て泊まったりしているが、義兄さん夫婦は初めてだ
ウチの近所で昼に食事をする予定になったのだが、近所では呑み屋しか知らない(汗)
近所にカレー専門店があるのでソコに連れて行こうと思ったのだが「蕎麦とかスパゲティがいい」とお母さんに言われたらしい
蕎麦は20分ぐらい歩くと美味しいそば屋があるのだが、合計6人で20分歩くのはちょっと遠い
タクシーででも2台になってしまう
イタリアンは斜め向かいにあったのに閉店してしまった
「さて困った、どうするべぇか…」となったところで『生パスタ』という案が浮上した
生パスタをご存知だろうか?
一般的な乾麺のパスタと違って手打ちで生のまま茹でて出すのだが、これがかなり美味しい
オレは昔何回か食べた事があってその美味しさを知っているのだがヨメは食べた事がないらしい
「それならばちょうどいい、生パスタにしよう」という事になり、自宅近所の店を探した
歩いて10分程の場所に1件見つけたのだが、ネット上では『ランチの予約はありません』と書かれているという
ならばダメ元でオレが電話して聞いてみようという事になった
「あの〜すいません、ランチの予約ってできるんですかね?」と知らない体で軽くジャブを振ると
「できますよ。何人ですか?」と予想外の答えが返ってきた
「え〜と6人なんですが…」
「6人ですね。かしこまりました」と、流れでアッサリ予約してしまったのだ
予約できたのは良かったがまだその店で食べた事はなくて、自分たちも美味しい店なのかどうか解らない
「じゃあ1回正体を明かさずに調査で食べに行こう」という事になり、ヨメと2人で行ってきた
ワインを1本ボトルで頼み、最初に『生ハムとサラミの盛り合わせ』を頼んだのだが、これがとても美味い
今まで食べてきた生ハムとは比較にならないぐらい、味が染み込んでいてずーっと噛んでいても塩気と旨味が残り、酒がススムのだ
例えが上手ではないと思うが、イカのあたりめじゃないけれど、美味しい上等なヤツほど柔らかくても味がしっかりしており、噛めば噛むほど味が続く、そんな感じ
「これはウマイ!」とヨメと大絶賛で、今までTVとかで観てた、イタリアの生ハムなんかを取り上げている理由が初めて解った気がした
スポンサーリンク
続いて『芝えびのアヒージョ』
芝えびと青森産のニンニクがポテトやトマトともよく合う。ただ少し脂っこいか…でもアヒージョならこれぐらいなのかも知れない
『イベリコ豚のソテー』なるほどこれは美味しい(白メシと食いたいぐらい)
お酒も進んでワインももう1本ボトルを注文し、「ココかなり良いんじゃないか?」とヨメと盛り上がった
〆のパスタはせっかくだから生パスタと普通のパスタをそれぞれ1種類ずつ注文する事にした
『青森産ニンニクのペペロンチーノ』と
『トマトソースの生パスタ』
が、これが美味しくない!(汗)
生パスタを知らないヨメは当然解らないけど、まるでうどんの様な太さでコシもない
こんなんじゃないのだ(汗)
結局最後の最後でナシ!
すごい残念……
しかも値段は二人で¥15,000オーバーとかなりの金額!
まぁ、ワインを2本空けた理由も大きいけれど、『あぶさん』で何回呑めたのだろうと考えると痛い出費だ(こういう所が庶民)
スタートが良かっただけにガッカリした反動も大きく、オレたちの帰りは心なしか足取りも重く、影も暗いのだった……
スポンサーリンク