オレは昔から使っている、かなりオススメな強力アイテムなのだけれど、あまり使っている人をみかけないクランプ

写真ので¥200〜¥300で買え、道中では結束した荷物の補助として使い(帽子や上着をバンジーコードで結束した上からバタつき防止で固定したり、途中買い出しで増えた買い物袋を固定する補助など)、到着した現地ではゴミ袋を固定したりランタンを固定したりブルーシートとテントを固定してタープがわりにしたりと幅広く使える

オレのバイクでのキャンプの哲学みたいなもので、限られた荷物しか積めないバイクでのキャンプで、1つの役割を持つアイテムに2つや3つ、それ以上の役割を活かせる事、その工夫こそがバイクのキャンプの醍醐味みたいに思っている中で、このクランプこそ代表例ともいえる

今回のバイブズミーティングでは出店したのもあってブルーシートを2〜3枚別に用意していったのだが、現地での強風から荷物を守ったり、雨からテント同士を屋根がわりに守ったりするシートを固定したのはクランプだった

ランタンや商品が飛ばされないようにテントのフレームに固定したり、それこそ洗濯バサミのようにタオルなんかを干したりと今回も大活躍だった(少なくともヨメは、今回のミーティングで相当クランプを見直したようだ)

(*写真は過去の出先のホテルの写真だが、ブルーシートを防犯用のバイクカバーとして覆った時に、結束するのもクランプだ)

クランプも種類があって、単純に挟むだけのものからバイスグリップのようにロックさせる事のできるものもある

個人的に持ってはいるが、ここまでの機能はいらない気がする(ベースはプラスチックなので、ロックさせてもどこまで持ちこたえるかは微妙で、そこまで体験した事はないけど、そうなったら割れてしまうか外れてしまうかするのでは?と思う。シンプルな、はさむタイプで充分)

 

下は極小のクランプだが、コイツはショベルのサドルバッグの灰皿が入っているポケットの底にいつも入っている

スポンサーリンク

小さいメリットとして道中で配線関係のトラブルが起きた時の、プラスの端子とマイナスの端子を分けたり、解りやすくする為に使う(そういえば以前、サドルバッグの仕様を教えてというメールが来てたので今度紹介します)

あとはラッシングベルト(通称ガチャ)で、コイツも荷物の結束から使えて、現地でも役立つ

オレはキャンプツーリングの時にはアルミのコンテナを積んで行くのだが、コンテナはあえてバンジーコードではなくガチャを使う(見えづらいが一番下のブルーのベルトがガチャ)

下に置くコンテナの土台としてガッチリ固定できるのでコンテナのみガチャを使用し、ただある程度『逃げる力=ゴム』も必要なのでコイツの上に載せるバッグは全て伸縮性のあるバンジーコードで結束している(全てをガッチリ固定するとキャリア自体に負担がかかり過ぎ、折れたり曲がったりしかねない)

ガチャは現地でハンモックを結束したりするのにも使える話を『裏ワイルドマン』で紹介しているので観てほしいが、今回のバイブズミーティングでは強風だった為、商用のテントが飛ばされる危険があった

オレたちはテント自体を下げてテントを外し、隣りのゲンさんのテントのフレームと結束して難を逃れたのだが、自力で何とかしなければならない『ドゥードゥル50』の早川さんが、テントと車を結束するのに借りにきた

オレのガチャで、1つで1tまで耐える

これはいつかマンガで描くが、高速で不動になってしまったマイクのパンヘッドを、ダニエルのエヴォで次のインターまで路肩をけん引して出した時にもオレのガチャが役立った

それだけ強度を持つ物が1つあれば、そういった場面でも活かせるのだ

同じ荷物を結束するにしてもこれがバンジーコードならそうはいかないわけであって、やっぱり組み合わせと使い分けは重要なのかも知れない

 

ちなみにオレのホーンもクランプでとまっている

バイブズミーティングの時に名古屋から来たゲンさんの知り合いの方の目の前で外したら「どうやって付いてるのか思った!」と驚いていたが、クランプ1つでフレームに挟んでいるだけなので、外す事も簡単なら他の場所に付ける事も可能

今回のバイブズミーティング大阪の往復はもちろん、四国一周しても外れず落ちなかったので、これで問題ありません(笑)

 

(*長くに渡ったバイブズミーティング特集はこれでおわり、明日から通常のブログに戻ります。 あ〜疲れた…:笑)

 

スポンサーリンク