今回の夏休みでなぜ『迷走』の文字を付けたのか、まとめきれなかった迷走事件を載せたいと思う

 

初日に行ったひろめ市場でたまたま同じテーブルになった、女子大生3人組が居た

思い出作りの女3人旅らしく、東京の中野から来たというから、オレたちととても近所という事になる

オレたちのテーブルには山◯さんとセンセイ、杉ヤンなんかも居たのだが、すっかりとけ込んでいるウチらを高知県民だと思ったようでとても驚いていた

初めて高知に来たらしく、全く知識不足でカツオすら食べていない

『ゴリ(魚)の唐揚げ』を1皿、3人でつつきあって酒を呑んでいる姿を見て「もっと美味いモノがたくさんあるのに」と教えてやった

オレたちが食べている皿を分けてやると「美味しい!」と大喜びし「お酒がススム!」と盛り上がり出した

カツオの炙りを粗塩とスライスしたニンニクで食べる『塩たたき』こそここ高知の真骨頂なのだが、それも食べていない、本当に女の子だけの貧乏旅行らしく所持金がほとんど無いという

「(まぁ、学生だし、それでも楽しいしってあるよね)」なんて思いつつ、ここで迷ったのだが、初めて会った他人とはいえ、せっかく東京からわざわざ来て、カツオも食わないで帰るのか?

ソレ、思い出の半分以上損してるゼ? という事で、ひろめ市場でも冷凍を使わない、評判の店でカツオをさばいてもらってふるまった

「こんなに美味しいとは!」と大感激してる3人組だが、お酒がない

高知と言えば『土佐鶴』という日本酒が有名なのだが、実は本当にオススメなのは『瀧嵐』というお酒で、生酒なので冷蔵しておかなければならず、ただこの冷や酒が絶品で『カツオの塩たたき』ともバツグンに合う

それを教えてやったのだが、どうにかしてそれを呑んでみたいと3人で財布を広げ、お互い今いくら持っているのかを確認しだした

若い頃からバイクで散々貧乏ツーリングを味わってきたオレには、その姿が何とも心苦しく、痛い程気持ちが伝わってきて「何とかしてやりたいな」と思った

で結局、オレが買って呑ませてやったのだが、オレが高知出身なら「また遊びに来いよ」になるのでまだしも、同じ東京出身でそこまでする必要があったのだろうかとモヤモヤした(笑)

言ってもオレは現在無職で、蓄えだけで生活している身分、今回の5泊6日にしても「どうせ行くなら往復にかかる交通費は同じ、それなら少しでも長く行こう」とだいぶフンパツして来ていた

以前の様に自分に稼ぎがあって、次も収入の見込みがあっての行動なら話は別だが、今の自分の生活の丈に合っていない振る舞いに「これでよかったのだろうか」と戸惑った

まぁ、カツオを買ってきたのはヨメだし、日本酒をふるまったのはオレで、ヨメに「きっとウチらお金持ちにはなれないねぇ」と言われた

お金はきっと、無ければ無いでしかなくて、相手がとても喜んだのなら良い事をしたと思うことにしたが、こういう時の正解って何だろうか?と後になってちょっと考えてしまうのだった(笑)