朝、香川に帰るという上○さんと東京に帰るという○岡さんを、ホテルまで見送りに行った

ツインカムに乗る上◯さんだが、何やらフロントブレーキでリコールがあったらしく、昨日直して来たのだと言っていた

オレのショベルと比べてデカイし重そうだが、乗ってしまえば快適そうだ。でもキャンプとかはやった事が無いと言う

こんな良い土地でいくらでも荷物が積めるバイクなのに何故…と思うのだが、この人もまた、ワイルドマンなのである(仕事はダイナマイトで山を吹っ飛ばしてトンネルを作る『発破師』なのだが、くわえタバコでやっていつも現場監督に激怒されているらしい)

再会を約束して別れ、今日もひろめ市場へ

約束通り(?)既にセンセイが1人で呑んでいて、長く来ていても存在を知らなかった裏メニューを教えてくれた

『卵焼き』と『カツ丼の上だけ(カツ煮)』なのだが、和食の板前だった大将が作るだけあってとても美味しくてビックリした

今日はスミちゃんとメグちゃんが来る

今年のGWに会った以来で、今回行く事を伝えるととても楽しみにしていた

スミちゃんはGWに行った時にひとり息子のヒカルくんと彼女のマヤちゃんも連れて来ていて、彼女のマヤちゃんが美人で気だても良く、スミちゃんとも仲が良い事から「是非この娘と結婚して欲しいんだ」と言っていた

今回、ヒカルくんは仕事で来れなかったのだが、マヤちゃんと一緒に来ていて、改めて仲が良い姿を見てヒカルくんと上手くいって欲しいなと思った

そんなスミちゃんだが、オレたちが高知に来る2週間程前に、亡くなったご主人の実家である青森まで墓参りに行って来たらしい

わざわざお土産まで買って来てくれて「あぁ、GWに会った時にそんなコトを言っていたな」と思ったのだが、なんと車1台で高知から20時間かけて行って来たというからブッたまげた

ヒカルくんとマヤちゃんで交代しながら運転したらしいが、東京のオレはどちらも行った事がある

東京から高知までが約800km、東京から青森までも約800kmなので、ちょうど東京が中間ぐらいになるのだろう

高知も1日では着かないぐらい遠いのだが、青森もホントに遠くて、帰りの高速で『東京まで300km』の表示が出て来た時、その時やっと『東京』の文字が初めて出て来て、まだ300kmも先でも嬉しかったのを今でも覚えている

「そんなコトにまで付き合わせといて、そりゃ尚更結婚しない訳にはいかないわなぁ」なんて無責任にアオッたりしてる間にメグちゃんも来た

メグちゃんとの出会いは、ひろめ市場でスミちゃんと呑んでいる時に、たまたま同じテーブルに座っていたメグちゃんに、オレが「一緒に呑みませんか?」と声をかけたのがキッカケだ

メグちゃんは高知市街から離れた所に住んでいて、身体の不自由なご主人の世話に毎日追われているらしい

お酒が好きなのだが人付き合いは苦手で、その日も一人まっすぐ帰る気になれなくて、少しだけ呑んですぐ帰る気でいたそうだ

そこから意気投合して一緒に盛り上がり、スミちゃんと連絡先を交換して、スミちゃんが出てくる時に一緒に来て呑んだりする様になって、スミちゃんから「今度また東京から来るって」とオレたちの事を知らされて、楽しみにしていたそうだ

オレにしてみれば大した考えがあって声をかけた訳でもないので謙遜しきりなのだけれど、もともと人付き合いが苦手だったメグちゃんにしてみると、オレとスミちゃんに出会って人生が変わったぐらい、生活が楽しくなったと言っていた

毎日ご主人の世話に追われている日常の繰り返しで、大した楽しみとかもなかったのかも知れない

今日の日の為に、ご主人の食事とかを全て用意し「東京からあの子たちが来るの」と言うと「行っておいで」と言ってくれたのが嬉しかったと喜んでいた

何が人の幸せに繋がるのか解らんもんだなぁと思い「それならコレをキッカケに他の人とも話してみれば?きっともっと世界が広がるよ」と呼びかけるのだが

そこはオレとスミちゃんだけで充分なのだと言って聞かない

やれやれ…と思っていたら朝から呑んでるセンセイがもうベロベロで、さすがに帰ると言い出した

満足に歩けないぐらい酔っ払っていたので一緒に外まで付き合ったのだが、泥酔したセンセイがどこかに電話している

迎えに来てもらおうと電話しているのかと思ったのだが、相手は同業者の女性教師だった(センセイは本当に教師なのです)

いきなりセンセイに電話を渡されたので「すいません初めまして、東京から来た…」と挨拶し、「どうすればいいでしょうか?」と聞くと「多分(いつも)タクシーを呼んで帰って来てると思います」と言う

(え?そうなの?じゃあこの電話は一体何の為に……)なんて内心イラッとしつつ「そうなんですね、申し訳ありません。じゃあタクシーを呼んで帰しますんで」と謝って、センセイの携帯に登録してあるタクシー会社に電話して手配を済ませた

「10分程で着きます」という場所は物凄い日射しで、センセイには自販機でスポーツドリンクを買い与えて日陰で休ませる事にした

汗ばむ陽気(15時くらいで33℃)の中、なかなか来ないタクシーを待っていると、休ませているセンセイの辺りに人だかりができている

行ってみると道路で横になって寝てしまっているセンセイを、周りの人たちが取り囲んで「救急車を呼ぼう」と騒いでいる

事情を説明して何とかタクシーに乗せ、戻るとスミちゃんとマヤちゃんも迎えの車が来たとの事で、再会を約束して別れた

オレたちもいい加減呑み続けてそろそろ限界だったが、完全にスイッチが入ったメグちゃんは嬉しくて仕方がないらしく、大盛り上がりだった

「この1杯ずつ空けたら帰ろうか?」の提案がなかなか終らず、そこからまた数杯呑んで「ホントにそろそろオレら帰るよ」と納得してもらい、メグちゃんの乗るバスまで見送った

みんなの気持ちは本当に嬉しかったが、とても疲れた一日だった(汗)