昨日臨時で『投稿メールの件』について触れましたが、アロハの素材からポケットの合わせなんかの話を続けていて、プリントについても少し触れておこうと思います
シャツ選びに引き続き、Tシャツなどのプリントのマメ知識
プリントの手法は主に2種類『シルクスクリーン』と『インクジェット』
古くからある手法は『シルクスクリーン』になるのだが、これは『デザイン』してから『版』を造り、版に対して『刷って』いくので、工程が多い分だけコストがかかり、枚数を刷れば刷るほど安くなる形になる
だから逆に、デザイン料を抜いたとしても『版』を作る『版代』が高額な訳でもあって、せっかく『版』を作っても少ない枚数しか刷らないのでは赤字になってしまう
これと逆の発想なのが『インクジェット』で、これは少ない枚数でも低予算でできるのだが、逆に大量に刷るのではマイナスになってしまう
例えば、昔リサイクルショップでどっかの工場の作業服と思われるシャツが新品で¥300で売られてて「安ッ!」とビックリして買って帰った
形は良かったので無地のベースに何か自分でデザインした物をプリントしようと考えた訳だが、この1着の為にソレをするなら『インクジェット』が有効になる
左胸、右腹、背中、左腕の計4カ所全てに違うデザインを自分で作って持ち込んだのだが、これでも1万しなかったかどうかぐらいだった気がする
まぁ、¥300で買ったシャツをそこまで労力をかける事自体がどうかしているのかも知れないが、そんな経験が今何らか活かされているとプラスに思うようにしている(笑)
お手軽な金額でやりたい放題な『インクジェット』ではあるが、オススメなのは『シルクスクリーン』で、やはり仕上がりと長く着ていく上での経年変化が違う
これは別のボディに同じように『インクジェット』でロゴをプリントしてもらった物だが(パクリだけどあくまで個人で着るだけで作ったヤツで、販売してないので許してね)、『インクジェット』はステッカーやシールの様なイメージで、使い続けるとベロベロと『剥がれる』方向になってしまう
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逆に刷る『シルクスクリーン』は生地にインクが染み込むので『剥がれる』のではなく『割れる』に近い形で褪せていく
この『褪せ感』が味となってくるので、長く着る事を考えるのであればやはり『シルクスクリーン』という事になる
おそらく一般的に出回るのは『シルクスクリーン』が多いはずだが、最近多いスピードプリントやオリジナルTシャツなんかは全部『インクジェット』で、でなきゃ採算が取れないからだし、『データ』から『版』を起こし職人が『刷る』工程が無いからこそ、早くできる
プリントもなかなか奥が深く、そんな目線で見ると選び方も変わってくるのかも知れない
参考にしてみて下さい
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昨日紹介したメールで、再度メールを送って頂き『ヘタレバイカーさん』の名前も解りました(笑)
ハーレーはワイグラではなくストリートボブの初期モデルだそうです(詳しくなくてすいません)
昨日頂いたのは文章だけだったので「(やっぱり文章だけならスムーズに送れるの?)」と思ったし、写真を添付する機能に関しての賛否が問われる事が解りました
ヨメさんが引き続き調査をしてくれているのですが、とにかく色んなケースが考えられるらしいし、かと思えばホームページのサイトのアプリをバージョンアップしただけで解決したりもする可能性もあるとの事なので、今の段階で判断せずにもう少し様子を見させて下さい
引き続きよろしくお願いします
ありがとうございました
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