さて、ここからは沼津を楽しむ魅力のお店をイッキにご紹介

(1)まずは食べて呑むなら

『のぎ』…最近のイチオシで、行くなら必ず寄りたい。値段もリーズナブルで奥まった立地だからかそんなに混んでないのも魅力。若いマスターが頑張っているが、添えられる薬味(ショウガやニンニク、刻みネギ)なんかもケチケチしない量を出す。実は良店ってこういう所でも頑張ってるお店なのかが解るポイントだと思う。せっかく新鮮な料理でも、薬味が少ないと美味しさも半減してしまう気がする中で、こういうお店はリスペクトしたい

個人的には『アジのタタキ』は多くても、『なめろう』を出す店は少ない気がする

新鮮なアジを味噌で合えて食べる『なめろう』とお酒を、是非味わってみて欲しい

奥さんが作っているパンもオススメ。お土産にピッタリです

『ぴい』…値段はやや高めなのだが相当美味しい。かなり奥まった立地にポツンとあるので、まず飛び込みでは発見できないと思う。しかし料理のレベルの高さからか混んでて入れない事が多い為、行くなら予約が必要だと思った方が良い。オレは仲良くなった地元の人に御馳走してもらった事が多くて自分のフトコロだけではなかなかのハードルなのだが、そんなにたくさん食べないのならそこまで高額ではないし、自分のフトコロだけでも何回か行ったぐらいそれだけ美味しかった(笑)資料がなくて申し訳ないが、『うなぎの白焼き』にワサビ醤油で日本酒なんて最高です

『まる石』…何度か紹介した事のある、回転寿司屋の居抜き物件に入ったお寿司屋さん。回転してなくて注文したら握ってくれる、それを値段ごとのお皿に載せて出してくれるので明朗会計で解りやすくリーズナブル(笑)大将がとにかく親切で、多分行けば向こうから声をかけてくれるのではないかと思う(笑)

おすすめはもうどれもホントに美味しいのだが、あえて進めるなら『金目鯛』で普通の「握り」が写真右、「キンメの炙り」(写真左)と注文すると、同じ値段で出してくれるメニューがあるのだが、これがホントに美味い「金目鯛ってこんなに美味かったのか…」とココで初めて知ったぐらいなのだが、決めては新鮮な金目鯛とお店のカウンターに置かれているヒマラヤ岩塩で、炙った金目鯛にこれを振って出してくれるので醤油を使わずそのまま食べる。岩塩の甘みとふっくら炙られた金目鯛のマッチングたるやホントに半端ない(笑)普通の握りも美味しいので是非食べ比べてみ欲しい

あとココに来たら必ず食べるのがエビ。たかがエビなのだが写真をよく見てもらえば解るように、とても肉厚でシャリが見えないぐらい大きい。甘エビではなくあえて蒸しエビの方がお薦めなのだが、口の中いっぱいにエビの旨味が広がって、ずっと噛んでいたくなる(笑)エビから良いダシが取れるという話もうなずけるクオリティなので、是非ひとくちで頬張って口一杯に味わってみて欲しい

スポンサーリンク

あとは『まぐろの三種盛り』や、沼津といえば『アジ』…どれも本当に美味しいし選べない(笑)言える事は回転寿司屋のレベルではないし、東京でこのレベルのお寿司を食べるとすると、いくら払わなくちゃいけないんだろうと思う

『まる石』さんに関しては、多い時に一度沼津に行くのに2回行ったりしてた時があるぐらいハマっているのだが、最近の上手な使い方(?)として、帰る日に寄ってから食べて帰るようになってきた

他の呑み屋と違って朝10時から開いているので、ホテルのチェックアウトに合わせて出てから朝食がわりに食べれるのだ

お酒は呑めなくなってしまうのは残念ではあるのだが、その分他の日には別の美味しい店に回れる訳でもあって、朝食替わりとしての選択肢としてもアリなのかも知れない

『せきの』…沼津港にあるので沼津駅からバスかタクシーになる。去年オレとヨメは散歩がてらに呑みながら歩いて行ったが5キロぐらいだったろうか…なかなかの距離だったので我が家の様にラブラブ関係に自信のある者以外は、無理せず車の足を利用したい。

わざわざ車を使ってでも行く価値アリと推すにはワケがある

近年観光で注目を浴びて賑わっていて、色んなお店があって楽しいのだが、そんな観光客用ではなく地元の漁師さん達が食べるお店が『せきの』さんだ

対観光客用ではないので決して大きい店ではないけれど、地元の人に教えてもらった甲斐あって、知らなければまず後回しにしてしまいそうな、でも確実に美味しい店だった

基本定食メニューが大半だが、酒の肴もあるし酒も呑める

ここで呑んだ後に定食を食べて帰るのが最高だったので是非お薦めしたい

『せきの』は早朝(というか夜中?)からやっているが、沼津港自体がとても賑わう為に、食事時間になると店の前で待つ行列があちこちで見られる

大半が食事のみ食べて帰る観光客の中で、呑んでる空気が気まずく感じるのなら時間をずらして行くようにしたい

ちなみに『せきの』の隣りに『むすびや』という店もあるのだが、こちらもオススメです

ベストは観光客がき始める前の早朝から午前中のうちで昼食前に帰る、オレたちは気分を良くして帰りもホロ酔いで歩いて帰ったが、さすがに疲れた

沼津駅までのバスが充実しているので無理せず利用し、のんびりホテルで昼寝でもしよう

一眠りして夕方から夜にかけて、活動再開である

(つづく)

スポンサーリンク