まずは先日頂いた応援メールのご紹介
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暑いですね(>_<)
VIBES 8月号掲載 新潟キャンプ 1/2の「循環しているオイルが空になったときハーレーは死ぬ!
これはヤバかったと感じるほどのオイルがタラりと出てまいりまし
交換後は熱ダレもしないしシフトチェンジもスムーズになった事は
ありがとうございます。。。
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マンガでの実体験がお役に立てて光栄であります
ありがとうございました
現在発売中バイブズの『新潟キャンプ1/2の巻』は2話構成で、ちょうど来月の続編を本日納品した所です
現在の1/2と通しで楽しめると思うので、是非楽しみにして下さい
当時、憧れと勢いで手に入れたハーレーに、知識不足もあって悪戦苦闘しながら乗り続けてきたのは今回に限らず今後も続く話になりますが、いつの間にか殆ど見かけなくなったものの、以前は高速の路肩やサービスエリアなどで修理に追われているハーレー乗りを見かけるのも、そんなに珍しくない光景でした
特にお店で整備されて買ったハーレーと違い、アメ車専門店で現状渡しで買ったオレは、文字通り『ドコがいつ壊れてもおかしくない』状態で走っていた訳で、無知が幸いして今思えば逆に大したモノだとすら思えるぐらい勢いだけで乗っていました
今みたいにハーレー屋さんも多くなかったし、ロードサービスなんかもなく、JAFなんて呼ぼうものならいくら請求されるやらで『何が何でも自走!精神』はこの時に鍛えられた面が大きいと思います
なので高速に乗る=遠くへ行く時は本当にビッグイベントで、そこには耐えず「(出先で)何か遭ったらどうしよう…」という不安がありました
実際はストップ&ゴーを繰り返す街中よりも一定の回転数で高速を走り続ける方がトラブルは少ないと思うのですが、それでも避けられなかった高速のトラブルは数多くあります
そんな時に助けになったのは本作通りの仲間たちであり、みんながそれぞれ持っている工具や知識を活かして、その局面を乗り越えてきました
今思い出しても苦笑いでしかないのですが、当時市販されているモンキーレンチの最大サイズは30mmまでで、それだとハーレーのリアのアクセルシャフトは収まりません。ブルが業務用なのか30mmオーバーのモンキーレンチを持って自慢していて、皆で羨ましがったものですが、まるで斧の様な大きさで今なら「ゼッテーいらないだろ!」と思うぐらいメチャクチャ重く、得意気なブルも強がりでしかないくらい邪魔そうにハーレーに積んでいたのを覚えています(笑)
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かくいうオレも今でもハーレーの左右のサドルバッグには工具と予備パーツがそれぞれ入っているし、昔ほど壊れる事はないのに手放せないのはあきらかにその時の記憶とトラウマみたいなものが影響しているのだと思います(そういえばサドルバッグ紹介依頼のメールが来ていましたが、今ハーレーが手元にない為しばらくお待ち下さい…)
そして本作で助けられた水道管用のシールテープも、実はいまだに車載に積んでいます(中央プラケースの、針金の下の黒い配線の下から少し見えているオレンジ色のがソレですね:笑)
これもハーレーのトラブルあるあるなのでしょうが、その時一回限りで役に立った救世主アイテムは、今も手放せません
個人的にはタイラップや針金、ビニールテープと同様に、汎用性が高い便利グッズの一つだと思って今も積んでいるのですが、出番は20年以上前の今回のマンガ1回しかありません(笑)
でも実は、今回題材になったエンジンオイルのトラブルは、後にダニエルがまた違った大惨事を起こします
それもレッカークラスの大トラブルなのですが、この時もまた仲間たちで見事(?)に切り抜けます
そんなバカでヌケてる連中ばかりでも、同じ目的に向かって助け合って切り抜けていくサマを面白おかしく表現できればと思っていますし、その中で今回頂いた応援メールの様に、実際にバイクに乗っている方のお役に立てれば幸いです
P.S
以前ブログで触れましたが、エンジンオイル同様にタイヤの空気圧にもご注意を…
偉そうな事を言う訳ではありませんが、ハーレーに限らずバイクは生き物です
動かしてやってナンボですが、動かしていく為に必要なメンテやケアは、長く乗られている方こそ感覚が鈍ってくるのかも知れません
トラブルの大半は事前に回避できるトラブルだとも思うので、怠らずにより快適なバイクとの付き合いが長く続く事を願っています
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