友人のバイクの後ろに乗せてもらった甥っ子が「小型免許でも取ろうかな」と言っていた

バイクの小型免許があった事をその時思い出し(確か125ccまで?)「せめて中型免許を…」と思ったのだが、これからバイクの魅力に本格的に目覚めていくのか、ちょっと興味深くもある

タイプというか、ジャンルが全然違う子なので、ハーレーに乗るとは思えないが、それでも初めて自転車に乗れた時に行動範囲が広がった感覚をも越える、『どこへでも行ける、どこまでも行ける』と自分が感じた様な『バイクの世界』を感じてくれたらなと思う

 

オレはヨメさんと結婚した時には当然、もうハーレーを持っていた

ハーレーどころかヤマハのTWも持っていたし、ガレージとして店舗物件を借りて暮らしていた

もともとゴルフもやらないしギャンブルもやらない、もうずっーっとこっちの趣味というか、好きなものが変わらない性格だったので順番に揃っていった結果な訳だが、今もしまだ何も持っていない状態でヨメさんに「オレもハーレー欲しいなぁ」と相談したら、許してくれるのだろうか?と思った

基本的にはすごく理解のあるヨメさんなので、許してくれるのかも知れない

でも「セルを付けたい」と相談しても、金額を聞いてからははぐらかすので、ハーレーなんかもってのほかになってしまうのだろうか?(笑)

しかもこの状態で売ってる訳ではないので、アレをイジりたい、コレを変えたいという欲求に、聞き入れてもらえるとはやっぱり思えない

ヤマハのTWも同じで「225ccで車検がないから改造し放題でさ、どうしても欲しいんだけど…」なんて相談したら、買って良いって言われるのかな…

そしてやっぱり同じ様に「このパーツがカッコよくてサ、欲しいんだよ」なんて相談して、許してもらえるのだろうか

 

ヨメさんと出会った時に既に持っていたもの、要は『オレとセットでついてきたモノ』に関しては、当然受け入れてくれる訳だが、ただ『これから』に関して交渉するとなれば、それはきっとやっぱり別の話になるのだと思う

例えば仮に、考えたくもないが大事故をやらかして廃車にするしかなくなってしまったとしたら、「もう一回ハーレーに乗りたいんだ」と相談しても聞き入れてもらえそうな気がする

それは今まで夫婦二人で乗ってきて観て来た世界がある訳で、それを知っているからこそ理解も得られるというものだ

ただ、世にいうお父さんとかが「僕もハーレー乗りたいんですけど、なかなか…」という大半の理由は、「どうせ飽きちゃうんでしょ」とか「そこまで必要なぐらい乗るの?」といった、価値観への理解だと思う

そうなるとやったもん勝ちで、最初から持っていて、それを持ち続ける・維持し続ける為に必要な努力は、相手に自分の世界を理解してもらう近道なのかも知れない

維持していく事は楽ではなくて、オレも仕事しながら道路工事のバイトをしたり、会社で飲むお茶は100均でケース買いして持って行ったり、リサイクルショップで炊飯器を買って白米だけ炊いてタッパーに入れ、コロッケだけをコンビニで買ったりしたりと、まぁ、色々やってきた(笑)

でもその結果が今である訳で、どれもが昨日今日揃ったモノではない

ガレージに住んだからこそその良さが解り、次に引っ越しても同じ様な物件を探そうとヨメが言ってくれるけれど、何もない段階で「ガレージに住みたいんだよね」なんて言ったって「はぁ?ナニ言ってんの?」となるだろう(笑)

ラジオフライヤーも同じだし、ローチャリも同じだ

無理して買って最初は大変でも、そこに信念があるのなら維持する為に努力するだろうし、報われる時がくると思う

「欲しいものは手に入れたから、後は大事に使って、壊れた時に治していければいいや」が、その領域なのかも知れない

 

今、小型免許の取得に迷っている甥っ子ぐらいの歳だった頃は、ビッチやロナウド達とスティードを毎晩イジり倒していた

今でこそ理解できない行動だが、中古パーツでハーレーのプライマリーケースを買って来て、無理矢理スティードに付けたりしたっけ(笑)

ワイルドマンでも描いたけど、必死で限定解除に通ったなぁ……

今思えば本当にすごいエネルギーだったけど、それぐらい「いつかはハーレー」だったし、ソコに関しては何の迷いもなかった

 

そんな甥っ子にハーレーを薦めたりはしないし、自分が乗りたいと思うのなら、頑張って買えばいいと思う

ただ、アドバイスをするのなら「やったもん勝ちだぞ」なのかも知れない