長くバイクに乗っていると「この人、バイクの運転上手だな」と感じる時があります
例えば、作品に登場するブルなんかは、同じハンドシフトのハーレーに乗っていますが、とても小さく左折するのを見て感心した事があります
ハンドシフトだと左足でクラッチを切る為、左足が地面につけなくなってしまう訳で、大きくゆとりをもって曲がるのと違って、直角に近いぐらい小さく曲がる事が結構難しいのです

以前バイブズラリーに参加した時に、バイブズ編集部の人達と一緒に伊豆の峠を走りましたが、運転がすごく上手で驚きました
かなりの台数だったのにも関わらず、1台ずつの間隔が狭い、かなり密集した状態でも難なく走る
集団で走るという事は、車間距離を取れば取るほど信号で引っかかる度に列が途切れてしまう訳で、行き先が解っていて現地集合でもない限り、その都度足止めを食うロスにつながります

なので密集しながらもお互いの間隔をしっかり維持し、途中の障害(右折待ちする為に流れを止めている車や、脇の小道に入ろうとして流れを止める車)に対しても、サッと手を出してスムーズに形を変えながら、接触する事もなく走り続けている、それを自然にやっている姿を見て感心しました

かくゆう自分も、ヨメさんを乗せて荷物満載でハンドシフトで四国一周とかを続けている訳で、そういったお褒めの言葉をかけて頂く事も多いのですが、過去にたまたまバーとかで知り合ったバイク乗り(ライダー系っぽい方に多いですね)なんかには「二人乗りって怖くないですか?」とか「すり抜けって怖くないですか?」とよく言われます

バイクに乗っててすり抜けしないで車と同じペースで渋滞を耐える事の方が自分にとっては考えられない忍耐強さなぐらいですが(っていうか、多分オーバーヒートしてバイクが壊れるだろうなぁ…)、人によってはそういう人種も居る訳で、「真冬にバイクなんてよく寒くないですね」なんて言ってくるバイク乗りに限ってそういう人が多いのかも……

運転技術って、多分今まで乗って来た時間と経験値で、運転しながらどれだけ余裕をもって全体を見渡せ把握できているか、要は落ち着いてられるかなんだろうな(喧嘩と同じですかね)

これも多分一緒だと思うんですが、走ってる最中、メチャクチャ白バイとか気にしてます(笑)

そりゃあもうミラーで後ろから対向車線はもちろん、小道で待ち伏せしてるかまで(笑)

もう習慣みたいなモノで、過去に散々捕まりまくってきたからだし、都内はホント油断できないほど多い

なんかこういう視野を広げて走っている事も、全体を見られる運転技術の向上につながっているのかも知れません(笑)

 

ちなみに一番良くないのは『過信』、オレはバカで身体で覚えるタイプなのでよく事故ったし、痛い思いをしてきました

「もう二度と事故らない様に気をつけよう」と心に決めても、バカなので最近またダレてきていると感じています

長く乗り続けたいからこそ気をつけなければならないし、こうやって立ち止まって気を引き締め直したりして、注意したいと思います

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク