本日月曜日で公開したワイルドマン43話ですが、観てもらった方は解る様に、最後のコマでジョニーが丸ボウズになります

実は昨日、描き上がったのを一番最初に観てチェックするヨメが、その最後のカットを観て泣き出しまして……

「可哀想や」という理由らしいのですが、後で修正して見直した時も、携帯版の縦スクロールにした時もそのカットを観る度に泣いてしまうので複雑な心境でした(笑)

『表現する』という意味で、そこまで伝わってもらえるのは自信を持っていいぐらい良く描けた訳ですが、当たり前で伝わって欲しい『意図』は面白いと思ってもらいたい訳で、『可哀想』と同情して欲しい訳ではないのです

喜怒哀楽のそれぞれの感情は対極ながらも近い所にあったりもしていて、『可哀想』だからこそ『面白い』もあり、今回はソコのオチに持って行くまでのフリとして、初の台本形式でセリフのみといった違う手法を使ってみたり、一瞬意味を考える様なヘタを切り落としたパイナップルをデッサン的なリアルなタッチで描いたりして表現したのです

要はジョニーがボウズになるだけで(これは今後のストーリー展開として避けられない話なのですが……)、この結果だけではそこまで面白くない話を、どう面白おかしくまとめて1つの話に収めるか?な訳で、それを自分なりに考えて描き上げたのが今回の第43話だった訳です

バイブズ連載にのっとって、2ページ見開き完結で終らせる構成というのは意外に難しくて、逆に今回のように2ページまでは必要じゃない、広げられなかったチャップス&革パンのバイクに関するファッションの話と、ジョニーがボウズになる流れとをうまくくっつけたつもりでした

正解が無いマンガの表現方法で、ズブの素人だった自分が描き始めて1年ちょっとが経ち、描いているうちに勉強になると実感する事も非常に多い

自画自賛ではあるけれど、確実に成長は感じていて、それは毎週更新すると公言した日程内で収める納期の面もあるけれど、2ページ見開き完結で1つの話を終らせなければならない中、その中で表現するオチや描くタッチなんかの構成を含めて描く事でもあります

仕事を辞めて、ワイルドマンを描き続け、描き貯めてから、別のマンガを描こうと思っています

今度は普通(?)の一般的な16ページ完結とかのマンガで、色も調子と呼ばれるグラデーションが多いワイルドマンと違って、一般的なスクリーントーンを主に使って描くつもりです

このままネタ自体を売ろうか?と思うぐらい、現在のイメージでそれぞれ違うジャンルのストーリーが3種類ぐらいはあるのですが、これにつながる勉強&修行だとも思って、日々ワイルドマンを描き続けています

サッカーの王様と言われたブラジルのペレは、子供の頃ボールを買うお金もなくてオレンジでサッカーの練習をしていたそうです

小さいオレンジを蹴るのは非常に難しく、それが大きなサッカーボールになった時には非常にコントロールし易くなったという話ですが、2ページ完結でより精度の高いマンガを描く事を極められれば、それが16ページとかになった時にはより自由に、上手に活かせて描けそうな気がします

このイメージが実際に実を結ぶか否か、頑張りたいです