昨日高知でお世話になった◯岡さんの話をしましたが、以前○岡さんから教えてもらって勉強になった話をひとつ……

 

もともと四国にバイクで行くようになったキッカケは、海に囲まれてるのでバイクで回ったら景色が良さそうといった単純な理由以外に、修学旅行で行けなかった(その理由はいつかマンガで描きます。必見ですぞ)、TVでたまたま見かけた高知の『塩カツオ』という郷土料理を、是非食べてみたいというのがキッカケでした

一般的な『カツオのたたき』はご存知の通り、ワラで炙ったカツオをポン酢で食べますが、高知ではワラで炙り、粗塩とスライスしたニンニクで食べるらしく、それがなんとも美味しそうだったのです

結果食べてみるとホントに絶品で、当時付き合っていた今のヨメさんにも是非食べさせたいと連れて行く様になり、ヨメはもともとカツオなんて好きではなかったのですが、ヨメもすっかりハマり、毎年一年に3回(バイクは夏だけ、あとは飛行機ですが…)通ってはかかさず食べているのです

実際、コレを食べてから、東京では一切カツオは食べなくなり、それぐらい高知のカツオは美味しいし、東京のスーパーとかでは食べれたものではなくなってしまいました

そんな時に高知で仲良くなったレイコさん(今年四国一周で行った時に、真夏だっていうのにエアコンが壊れてるというのでヨメと冷風機をプレゼントしてあげたおばあちゃん)が、気を使って東京のオレらにお土産用の冷凍の『カツオのたたきセット』を送ってくれたんですね

結構な量だったので、ヨメの両親や、向いのつい最近閉店してしまった街イタリアンのマスター、バイクの仲間なんかにふるまったのですが、食べたみんなは大感激して喜んでくれたものの、本場の味に慣れてしまったオレらは冷凍すら美味しくなくて、最後まで食べれなかったぐらいだったんです

上の写真は、高知で必ず行く『ひろめ市場』で数多く出しているお店の中でも一番美味しいお店(仲良くなった居酒屋の大将が教えてくれた)なのですが、今年夏に高知で一緒に呑んだ、昨日お礼を言いに行った◯岡さんに言わせると、「塩カツオなんて美味くないし、食べない」と

そもそもカツオのたたき自体、痛んできたからワラで炙って『たたき』として出すだけで、本当に新鮮なら生でそのまま刺身として食べると

確かに一理あるんですが、でも実際ホントに塩カツオは美味しいし、酔っぱらったオッさんが負けを認めたくないからヘソ曲げて否定してるだけぐらいで聞いていたら、「ホントに美味いカツオを食わしてやる」と言い出して、オレらが行った事のない、小さい居酒屋に連れて行ってくれたんです

高知は酒呑みで有名な街で、とにかく居酒屋さんだらけ

昼間っからというか朝から全開で呑める様な土地柄で、最近では海外からも中国とか超大勢の観光客が来る様になったので、ますます居酒屋だらけなのですが、そんな中で絶対自分たちでは発見できずに入らなかっただろうなという、地元の人しか知らない様なお店で出されたカツオがコレ

たたきじゃなくて、刺身です

写真じゃイマイチ解らないかも知れませんが、上の写真と比べて色が全然違っていて、赤いんです

◯岡さん曰く「美味しくないカツオほど『黒い』。美味いカツオほど『赤い』んだ」と

確かにこの刺身は絶品で、カツオというかマグロのトロの様な滑らかさがあり、当然臭みや生臭さなんて皆無でした

悔しいですが、最初の一番美味しい塩カツオでも、ここまで赤くはないのです

お土産用の冷凍にいたっては論外で、なるほどこういう事だったのかとヨメととても勉強になりました

皆さんがもし高知に行くのであれば、是非塩カツオを食べてみて欲しいし、その時の選ぶ決め手はカツオがいかに『赤い』かです

参考にして見て下さい

ちなみに、沼津の知り合いの店で呑んでいた時に、沼津では金目鯛がすごい美味しくて、行くと必ず食べます

その美味しさに感動した話をマスターにしていた所、西伊豆の港町で魚ばかり食べて育ってきたマスターから

「でもよ、魚自体に『味』なんか無いんだぜ?」と言われてハッ!としました……

 

言われてみれば、確かにそうかも……いや、でも味はあるよ……えぇ?ちょっと待って……この新鮮さに感激しているオレは何に感激している事になるの?

 

………みなさんは、どう思いますか(笑)?