さて今回の旅の最後に勉強になった教訓をいくつか……

・1つめは『暑さ』。去年はフェリーで東京から徳島まで行き「さあ、走るぞ!」と天気も良かったので景色を眺めながらガンガン走ったけど気温は38℃…

今年は36℃と去年よりは低かったものの、体感的には同じくらい自分でも気がつかないうちに体力は相当奪われてました

実際、大してお腹は減ってなくても食事をすると視界が2〜3段階ぐらい明るく感じるほど体力が戻る事を痛感した事も何回かあったぐらいです

若かった時は「明るいうちに少しでも進んでしまいたい」と食事は後回しにして前進する事を優先していましたが、年齢を重ねるにつれやはり体力的な衰えも認める部分もあるし、なによりキックオンリーのバイクなので、再始動のキックを外せば外すほど、より体力は奪われます。オレは今回給油はほとんどエンジンをかけたまま入れてましたが、それも体力の温存で、夏場はより自分の体力と向き合って慎重になる必要があるのかも知れません

また、着る服も重要で、昔からずっと夏はアロハとかでガンガンに乗っていましたが、ここ最近の以上な暑さでその感覚で行くのは間違っているのかも知れません

実際SAとかで見かける他のバイク乗りや、一緒に走った○原さんを含め半袖の人なんか見なかった様な気がします

『ラッシュガード』っていうのかな……日焼け防止の、薄い生地の長袖のヤツ……

あれが多かったですね

日焼け止めはヨメが塗ってくれていたのですが、紫外線を直接浴びながら走るという事も、結構危ないのかも知れません

正直ファッション的な面で自分のスタイルとしてはすごい反するのですが、ちょっと気になっていて、少なくても来年は試してみようと思っています

今回オレとヨメは二人してアロハを水道で濡らしながら走り続けましたが、20代の頃よくやった手法を今もやっている方が、きっと時代遅れでもっと確実な方法があるのでしょうね……

やはり街中を短時間走る時とはワケが違うんだなぁと痛感しました

・2つめは『重量』。ヨメと合わせて2人分の荷物をバイクに積むので、工具や予備パーツも合わせればそれはもう結構な重さです。8泊9日もの日程ともなれば、カッパも必要ですし、カッパにしてもヨメと2人分になる訳です。ただ、リジットで場所によっては悪路もあるので、バイクにとっても良い訳が無い。

それが原因かは解りませんが、以前スポークが折れた事もあったし、出先で余計なトラブルを少しでも回避するなら、この問題もちゃんと考えるべき事だと思いました

例えば、今はロードサービスが充実しているので、最悪完全に割り切って工具や予備パーツ(一番重いので)は一切積まないとか、ヨメは別として自分の着替えは限界まで減らすとか……

何か効果のあるダイエットを考えたいです

 

・3つめは『ケツ』。笑い事じゃない、これはなかなか深刻な問題でした。今回初日大阪までで約500km。すでに「ちょっと痛いな」ぐらいで初日を終えて、翌日は高知まで300kmぐらい。そうなると、翌日の分を引きずるんですね、多少は。それで、問題なのは高知についてからの5日間、バイクに乗らずに朝から晩までずっと呑み続けている=座っているので、呑んでいる最中は全く気にならなかったのに、6日ぶりにいよいよ先を目指そうとバイクに乗ると、1時間も走るとケツが痛くなってくる……驚くべきはオレだけじゃなくヨメも痛いと言いはじめ、バディシートでヨメが座る部分は座面も広いのでオレがどんなに痛くてもヨメが痛いと言い出す事なんかなかったのに、これはバイクだけじゃなく、到着後に座りっぱなしでいる事も、『痛み』は蓄積される事を知りました。携帯用のエアクッションを積んでいますが、やはり一人用ですし、ケツが痛くて天気は良いのに休憩しないと先に進めないなんて過去も何回か経験があるだけに、今後ちゃんと考えなければならない問題なのです……皆さんもなってからではなかなか回復しませんぞ(ちなみにバイクの写真は去年の四国一周です)

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・4つめは情報。例えば、今回初のスタンド2つ飛ばしを試みましたが可能でした。そうなると今まで[2つに1度]の頻度で給油の為に寄っていたSAも、[3つに1度]になる為、かなり効率的に進めました。が、これも高速道路会社によってはSAがある間隔が異なるので、試せたのは東名高速内での話……そこからは新名神や中国自動車道とかを経由して行くのでSAの間隔が異なります。ましてや四国に上陸してから松山自動車道や徳島自動車道なんかはスタンドがない場所も多く、「イザとなったら降りてどこかで給油するしかないか」なんて思ってみても、山の中でスタンドなんか無い事もザラです。なので、まだ全然走れても余裕をもって早めに給油を繰り返して行く事が何よりおすすめなのですが、スマホで目的地までの距離が測れる為、今回はとても参考になって便利でした。また、『雨雲レーダー』も同様で、7日目だかは泊まった先のTVで[大雨洪水警報]が流れる程の雨の予報でしたが、情報のおかげで全く降られる事なく先へ進めました。オレは後ろにヨメさんを乗せてインカムでくだらない話をしながら走っているのですが、こういった情報を後ろでヨメが調べて教えてくれるのはとても助かります。一人で走行中に調べるのは危ないと思いますが、休憩時には必ずチェックするとか、ゼヒ活用すべきアイテムだと思います

 

以上が、もし今からロングツーリングに行く!っていう人が居るならば、是非参考にして頂きたい今回の旅の教訓です。オレ自身も改良に改良を加え、より『高み』に行って真の『必要最低限で快適な旅』を目指したいと思います

これを読んだ人は、オレみたいに身をもって味わう事がないように参考にしてみて下さい