さて今回の取材ツーリングも気づけばあっという間に最終日

寄れる箇所も限られてくる上にまさかの事態、朝宿泊しているホテルのニュースで、沼津(静岡)は終日天候に恵まれる予報であるものの、東京は午後から大荒れ

そう、あの雹(ひょう)が降ってくる日なのであります

その時は雹なんて夢にも思わないものの、今回はTWでのツーリングで荷物も積めない事から、2人ともカッパ無しで来ていたので「これはエライこっちゃ」と早々にチェックアウトし活動を開始し、東京へ戻る事にしたのであります

初日から今日寄る所は決めていて、ココは沼津にくる度に必ず寄る所、お寿司屋さん『まる石』であります

「ココこそ穴場』」と言いたい秘密は数多く、まずは写真にある通り回転すしなのであります。元々イトーヨーカドー横にある『イシバシプラザ』というショッピングセンターの地下一階で、当初は別のチェーン店の回転すし屋さんが入っていたのですが、そこが撤退し、居抜き物件として新しく入ったのがこの『まる石』さん

なので、内装は回転すしなのですが、皿は回っておらず(厳密に言うとフルーツぐらいしか回ってません)、基本全て板前さんが注文する度に握ってくれる普通のお寿司屋さん、それを寿司ネタのランク別に色の違う皿に載せて出してくれ、会計は回転寿司と同じ皿換算で計算するので明朗会計、とてもリーズナブルでネタも新鮮なのでございます

秘密その2は「朝10時開店」

これは非常に便利で、チェックアウトしてからすぐそのままイキナリ寿司を食べれるのです

実体験上、ホテルの朝食なんてロクなモノがなく、無料で提供されるなら贅沢も言わないものの、「朝食1000円」なんてホテルに限ってホント大した内容の食事じゃない!

ましてや帰る日なら「途中のサービスエリアで食った方がよっぽどマシじゃ」ってなモンですが、こういう朝からやってる安くて美味しい店が近くにあるとホントに便利!

さていよいよ肝心な味ですが、とにかく新鮮だし間違いないです

回転寿司の皿に載って出る為、全体の見栄えがどうしても落ちてしまうのですが、なにせ板前さんが注文の度に握ってくれるので、メチャメチャ美味いです

どれもが優劣つけがたいネタなのですが、そんな中での最後の秘密その3がこれ『金目鯛の握り』

金目鯛自体伊豆の河津が名物らしく、甘みもあって美味いのですが、メニューには載っていない「金目の炙り」を注文すると、板前さんが炙って出してくれます

炙った事によって食感がふわっとなり、またひと味変わるのはもちろんなのですが、本当の秘密は『炙り』には手を加えられるカウンターに置かれた巨大な『岩塩』です

これが非常に甘みのある、風味のある塩で、しょっぱいではなく、旨味をもった塩となり、炙った金目鯛+岩塩+酢飯の最強の組み合わせになって食べたあとで唸らせます

これを食べてから金目鯛は東京では食べなくなったのはもちろんですが、『塩』に関する考え方、特に岩塩のもつポテンシャルを意識する様になりました(笑)

ヨメと2人、大好きなこの金目鯛の握りなのですが、今回個人的に一番美味しかったのは

右側の『特大エビ』です

「なんだよ金目鯛じゃねぇーのかよ。しかも湯引きされてるエビかよ」という声が聞こえてきそうですが、まる石さんはいつも『本日のおすすめ』という別メニューがあり、この特大エビもそれに載っていたその日のお薦めネタ

そしてとにかくこのエビが大きい

食べた時に口の中全部がエビになって、それからしばらく続くエビの旨味が本当に美味しかった……(エビだけ3皿食べました)

でも、個人的に順位をつけただけで、どれもホントに美味しいので、ココは是非行ってみて欲しいです

そして板前さんが頼めばどんどん握ってくれるので(当たり前ですが朝の10時から寿司を食うヤツなんて居ないので、時間帯的にメチャ空いています)、ものの30〜40分程度であっという間に腹いっぱいになり、早々に撤退

最後に商売繁盛で有名だというパワースポット(?)的な神社に寄り、楽しかった沼津を後にしたのでした……

帰りの東名も順調で渋滞はなかったものの、海老名SAでチェックした雨雲レーダーでまさかの雨雲が数分後に来るコトを知り大慌てで出発、ちょっとだけ雨にあたったものの、なんとか無事自宅についてから30分後くらいに、あの忌まわしい嵐が雹を降らせてやってきたのです…

バイクでこんなのに当たってたらひとたまりもなかったな、と、ヨメと2人胸をなでおろすのでした……

(旅のまとめにつづく……)